仮想インプレ
・ロッド: スタンドアウト SOC66XH+
6'6"という短さに惹かれてこのロッドを購入したが,結果は散々だった。確かに小場所での取り回しに優れているのは事実だが,その恩恵は全体的な不出来さによって打ち消されてしまった。
まず,感度が異常に悪い。ショートレングスの宿命なのかもしれないが,ルアーの動きやボトムの感触がほとんど伝わってこない。常にぼんやりとした感覚で,繊細なアプローチなど到底無理だ。
次に,パワー不足が著しい。ビッグベイト専用ロッドを謳っているにもかかわらず,キャスト時にルアーが思ったところに飛ばない。フルキャストしようとするとロッドが大きく曲がり,ラインブレイクの危険が常につきまとう。
竿袋の安っぽさもいただけない。この価格帯のロッドなら,もう少しちゃんとしたものが付属してしかるべきだろう。
・リール: REVO5 ROCKET
REVO5 ROCKETは評価の高いリールだが,期待外れだった。確かに巻き取り量は多く,ギア比も速い。しかし,それ以外の性能面では特筆すべき点がない。
キャストフィールは普通レベルで,他のミドルクラスのリールと大差ない。ドラグ性能も可もなく不可もなくといったところだ。
また,耐久性も疑問が残る。購入後数回の使用で,ラインローラーにガタつきが出てきた。高価なリールだけに,この不具合は非常に残念だ。
・ライン: モンスター ブレイブ Z
最強ラインと謳われるモンスター ブレイブ Zだが,その実力は過大評価されているように感じる。確かに耐摩耗性と結節強度は高いが,それ以外の性能は特筆すべきものがない。
キャスト時の飛距離や感度は,他のフロロラインと比較して特に優れているわけではない。また,高価なのにテンションが抜けやすく,ライントラブルが頻発する。
・ルアー: SPINE-X 190F, MB-1 CUSTOM 180DSF
ビッグベイト2種を試したが,どちらも満足できるものではなかった。
SPINE-X 190Fは,謳われているほど自然な動きをしていない。ジョインテッドボディの動きがぎこちなく,まるでロボットが泳いでいるかのようだ。
MB-1 CUSTOM 180DSFは,浮き上がりにくいのが売りだが,潜行深度が浅すぎてほとんど使えない。さらに,耐久性が低く,数回の使用で破損してしまった。
・総評
今回使用したタックルは,いずれも期待外れだった。特にロッドとルアーの不出来さは顕著で,バス釣りをより一層ストレスフルなものにしてしまった。
タックル選びはバス釣りの重要な要素だが,安易に高価なものに飛びついたり,口コミを鵜呑みにしたりするのは危険だ。今回のような失敗を繰り返さないためにも,今後も慎重にタックルをセレクトしていきたい。
バスタックルガイド
ロッド
メーカー
ブランド
釣り場
東北
関東
中部・東海
関西
中国・四国
九州
MB-1 CUSTOM 175F | ティムコ
MB-1 CUSTOM 180DSF | ティムコ
MB-1 CUSTOM 150F | ティムコ
SPINE-X 190F | メガバス
モンスター ブレイブ Z | DAIWA
REVO5 ROCKET | アブガルシア
REVO5 STX | アブガルシア
REVO5 WINCH | アブガルシア
REVO5 SX-Rocket | アブガルシア
REVO5 SX | アブガルシア
REVO5 X | アブガルシア
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML(文付き)
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。