仮想インプレ
釣りの醍醐味を再確認するため,新潟県にある鳥屋野潟でバス釣りを楽しんできました。使用したタックルは,ロッドがメガバスのオロチ X10 F3.1/2-70XTS 2P,リールがDAIWAのクレスト LT3000-C,ラインはTORAYのソラローム ルアーフロロ14lb。そして,ルアーはへドンのベビートーピードとジークラックのギリングツイスター 75HFです。一つ一つ丁寧にインプレッションを述べてみたいと思います。
まず,ロッドのオロチ X10 F3.1/2-70XTSについて。正直,このロッドに期待していたものが少々違った印象を受けました。確かに剛性や感度は申し分なく,特にボトム感知能力は素晴らしい。しかし,その一方で場所によってはその硬さが仇となり,デリケートなアクションが求められるルアーには向かないかもしれません。特にトゥイッチやショートジャークが必要な局面では,もう少し柔軟性があった方が個人的にはありがたいと感じました。
次に,リールのクレスト LT3000-C。軽量化を謳っていることもあって,実際の使用感は優れています。しかし,ドラグ性能がATDの搭載により向上したとは言え,ライトなラインでの使用において,少々不安定さを感じたりもしました。実際,魚が強烈な引きを見せたときには,「本当にこれで大丈夫なのか?」と心配になる瞬間も。リーズナブルな価格帯を考慮すれば,十分な性能なのかもしれませんが,より高い信頼性を求めるならもう一歩上のモデルを検討したいところです。
ラインのソラローム ルアーフロロに関しては,正直なところ期待外れでした。しなやかさが欠けており,トラブルも多く発生しました。14lbという太さではあるものの,使ってみるとそれに見合う強度や柔軟性を感じられませんでした。ノーシンカーやライトリグを使う際には,もう少し頼りになるラインが欲しいと感じました。この部分においては,ラインの巻き替えを早急に考える必要があります。
ルアーについては,ベビートーピードとギリングツイスターはそれぞれ異なる魅力を持っています。ベビートーピードは確かにスイッシャーとしての性能は非常に良く,トップウォーターでのアプローチにはもってこいです。しかし,若干アピールが弱い印象を受けることもあり,もう少し音や動きを強調してもいいのではないかと思ったり。また,ギリングツイスターに関しては,1ジョイントの操作性が良く,デッドスローでのアプローチに向いていると思います。ただし,状況によってはもう少しスピーディな動きにも対応できると嬉しいですね。
総じて,今回の釣行では期待したほどの満足感を得られなかった部分も多いですが,やはり自然の中で釣りをする楽しさは格別でした。それぞれのタックルは見どころがあるものの,更なるスペックアップやブランドの選択肢を考える必要があることを実感しました。次回の釣行では,改良されたタックルでリベンジを果たしたいと思います。
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