仮想インプレ
今回,白鳥沼でブラックバスを狙うために,メジャークラフトの「ファーストキャスト バス FCS-662ML」「アブガルシアのSUPERIOR 3000MSH」,そしてJACKALLの「レッドスプール レグナム 14lb」を使用しました。ルアーにはO.S.Pの「バズゼロ TWO Jr.」を選択。果たして,このタックルがどれだけのパフォーマンスを発揮してくれるのか,気合を入れて臨みました。
まず,ロッドのファーストキャスト FCS-662MLに関して。確かにMLパワーの特性でビッグバスにも対応できる強さは感じましたが,実際に扱ってみると,いくつかの点が気になりました。キャスト時の振動の伝わり方や感度に関しては,思ったよりも味気ない印象を受けました。特に,軽めのルアーの場合,ロッド全体でのバランスが取れていないように感じ,手元へのフィードバックが薄く,釣果に影響が出てしまうのではないかと心配になる場面もありました。そのため,ロッドへの信頼感が若干損なわれたのは残念です。
次にリールのSUPERIOR 3000MSHですが,価格から考えると確かに貧弱さは感じませんでした。巻き上げ力は強いと感じ,特に80オーバーの鯉を取り込んだ際には,その力強さに感心しました。しかし,使用初期の巻きが非常に重く,心配になりましたが,空回しを繰り返すことで徐々に軽くなりました。ただ,初めの印象は失敗だったのではないかという疑念が残りました。耐久性に対する評価はまだ未知数ですが,巻き心地が安定してくることを期待しています。
一方,ラインの赤いレッドスプール レグナムは,やや物足りなさを感じました。しなやかさと強度が両立しているという宣伝文句に反して,キャスト時やフォール時の安定感に欠けている印象が拭えず,特に風のある日にはほとんど役に立たない状況になりました。バス釣りではバイトの瞬間を逃さないためにもラインに求める感度が大事ですが,そこが弱いために期待したほどのパフォーマンスは引き出せませんでした。
そして,最後にルアーのバズゼロ TWO Jr.ですが,これは逆に良い仕事をしてくれました。コンパクトボディながらも,しっかりとしたアピール力を持ち,特にプレッシャーのかかりにくい白鳥沼でのアプローチには適していると感じました。ただ,一定以上のサイズに当たると,ロッドやリールのパフォーマンスがやや不安になってしまう気がしました。総じて,タックルバランスがもう少し優れていれば,もっと良い釣果に結びついたかもしれません。
結論として,総体験はまずまずでしたが,次回は別のロッドとリールの組み合わせを試してみたいですね。タックルの選択が釣果にどれほど影響するかを再確認する必要があると感じています。初心者向けの評価としては不安を感じる部分もありましたが,少しずつ釣りを楽しむための道が見えたような気もします。
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O.S.P BUZZ ZERO TWO Jr. | O.S.P
AbuGarcia SUPERIOR | アブガルシア
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