仮想インプレ
七北田ダムでのバス釣りで使用したタックルは,アブガルシアの「ファンタジスタ Deez FNS-61L -SUPER FINESSE-2-」ロッドとスピニングリールに,DSTYLEの「ムシエモン 1.4インチ」と「SVSB」ルアーを組み合わせたものです。
まず,ロッドの「FNS-61L」はノーシンカーやダウンショット,スモラバなどのフィネス系ルアーを扱うのに適したロッドで,ベンディングポイントがブレない強靭なバットパワーが特徴的です。この強靭なバットパワーのおかげで,カバー周りを安心して攻略することができ,バスとのファイト時に余裕のあるやり取りが可能でした。
また,超繊細なティップも備えているため,極小のストラクチャーも感知することができ,サイトフィッシング時にイメージ通りのアクションでルアーをアプローチすることができました。この繊細なティップにより,バスのバイトも明確に感じ取ることができ,確実なフッキングに繋がったと思います。
「ムシエモン 1.4インチ」は虫パターンを追求した青木大介プロデュースのルアーで,ドックウォークアクションやただ引きでのピリピリアクションなど,バスを誘い出す多彩なアクションを演出できます。また,深めのスリットが入っているため,バスがバイトした際にボディが潰れやすく,高いフッキング率を誇ります。
「SVSB」はコアショット製法により一体成型された脚と触覚が特徴的なルアーで,ラバー製の脚ではなく一体成型することで脚の微振動を実現しています。この微振動がバスにアピールし,バイトを誘発する効果があります。また,フックのセットする方向によりアクションを変えることができ,頭側は水平フォール,触覚側はバックスライドフォールします。
七北田ダムでは,カバー周りをノーシンカーリグで攻めたり,オープンウォーターでダウンショットリグで探ったりと,様々なシチュエーションで使用しましたが,いずれの状況でもこのタックルセッティングは十分に活躍してくれました。
特に印象的だったのは,強靭なバットパワーと繊細なティップを兼ね備えた「FNS-61L」ロッドで,カバー周りのバスを確実にキャッチすることができたことです。また,「ムシエモン」の多彩なアクションと「SVSB」の脚の微振動もバスを誘い出すのに効果的で,バイト数を伸ばすことができました。
総合的に見て,このタックルセッティングはバスフィッシングにおいてフィネスゲームを展開するのに非常に適した組み合わせだと感じました。強靭なバットパワーと繊細なティップを備えたロッド,バスを誘い出すアクションを演出できるルアーが組み合わされることで,バスとの出会いを高めることができます。
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