仮想インプレ
長峰スポーツ公園でのバス釣りにおいて,今回はDAIWAの「ブラックレーベル トラベル C64XH-5・SB」,ふたつのルアー「オヒラ」と「フィニッシュブロー160」,そして「タトゥーラ TW 300XHL」というリールと「タトゥーラ タイプ ナイロン 25lb」のラインを使用しました。アプローチは意気揚々でしたが,結果としては少々物足りなさを感じてしまいました。
まず,ブラックレーベル トラベル C64XH-5・SBについてです。設計自体はレギュラーテーパーを採用しており,非常にバランスが良いのは確かです。遠投性能や操作性もかなりのものですが,特に重量級ルアーの扱いやすさは恩恵を受けました。しかし,使用していると「やっぱり5本継ということで,感度が犠牲になってるのでは?」という疑念が頭をよぎります。自然な曲がりは感じられつつも,バスの微かなバイトを取りこぼしてしまうことが多かったのが気になりました。結局,時折「これ一本で十分」という気持ちから「やっぱり専用のロッドが必要なのかも」とも思わざるを得ませんでした。
次にルアーですが,オヒラはそのアクションに関しては素晴らしいと思います。水面に向かって浮上する際のオリジナルテールのアクションは非常にリアルで,バスを惹きつける要素があると思います。ただ,実際に使ってみると,意図したとおりにアクションを呼び起こすのが難しく,特にストップ&ゴーを繰り返す場面では,微妙なコントロールが求められます。ややクセのある動きなので,全体的に扱うには工夫が必要だと感じました。
フィニッシュブロー160も同様です。ハイブリッドボディの特性は確かに魅力的ですが,実際に水中での動きには期待請け合いにも関わらず,キャストの度に絡まったり暴れたりすることが多く,全体的にストレスが溜まりました。特に連結部分にスプリットリングを使っているとはいえ,いざ引いてみると,その効果を感じることは少なかったです。言うまでもなく,フィニッシュブロー160には独自の魅力がありますが,そのアクションを引き出す難しさも浮き彫りになりました。
リールのタトゥーラ TW 300XHLは順調でしたが,「この性能なら他のリールにも負けないのでは」という期待感の一方で,持ち重りが気になるなど使い心地に若干の不満が残りました。特に釣りを重ねるうちに,もう少し軽快感がほしいと思い始めました。それでも,逆にこの重さがしっかりとしたホールド感を生み出しているのかもしれない,との複雑な思いを抱えることに。
最後に,ラインについてですが,タトゥーラ タイプ ナイロンは低伸度設計がウリのものの,実際使うと操作性の良さは特筆すべき点。しかし,正直なところ,視認性に難があり,特に渓流域での使用時は不満を抱くことが多かったです。見えにくいというのはストレスですし,釣りを心から楽しむにはちょっと厳しい面がありますね。
総じて,今回のタックルはそれぞれに良い点はありますが,全体的にもう一歩欲しい,もっと融通が利くタックルの構成に仕上げたいと感じました。次回はもう少し吟味して選んでみようかと思います。
バスタックルガイド
ロッド
メーカー
ブランド
釣り場
東北
関東
中部・東海
関西
中国・四国
九州
フィニッシュブロー160 | ティムコ
タトゥーラ タイプ ナイロン | DAIWA
ブラックレーベル トラベル | DAIWA
タトゥーラ TW | DAIWA
タトゥーラ TW 80 | DAIWA
タトゥーラ SV TW | DAIWA
タトゥーラ | DAIWA
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML(文付き)
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。