仮想インプレ
野池のヘビーカバーを攻めるべく,パワーフィネスジグTYPEカバー3.5gにバトルホッグ2.6インチのトレーラーを装着し,果敢にキャスト。手元にはブレイゾンモバイル666TLSを握る。
ブレイゾンモバイルは,その汎用性の高さで知られるライトバーサタイルモデル。MHパワーの6.6ftレングスは,繊細さとパワーを絶妙に両立している。しかし,ハードベイトやライトリグに特化した本質を考えると,3.5gのジグにはややオーバースペック感が否めない。
とはいえ,70cmオーバーのバスを難なく引き抜いた実績もあり,その強靭さは折り紙付きだ。もし6.6ftクラスのレングスがあれば,より取り回しが向上し,ストレスフリーな釣りが楽しめるだろう。
キャストフィールは,ソラロームルアーPE 0.6号とラピノヴァ フロロ カーボン ショックリーダー 6lbの組み合わせによって,申し分ない。ルアーの挙動が手元にダイレクトに伝わるため,カバーの奥に潜むバスを効率的にサーチできた。
ラピノヴァ フロロ カーボン ショックリーダーは,その強靭さで根ズレに強く,障害物が多いカバーへのアプローチに最適だ。一方で,リーダーの視認性についてはやや難があり,ルアーの位置を正確に把握するには慣れが必要だろう。
スピーキー 2500 HGXは,シルキーな巻き心地が魅力のスピニングリール。この価格帯では異例の滑らかさで,ルアーの繊細な動きにも的確に対応できる。しかし,底蓋がすぐに外れてしまったというレビューを見てしまった以上,耐久性に若干の不安が残る。
パワーフィネスジグTYPEカバー 3.5gは,球体ラバーカット仕様によりバスに違和感を抱かせず,ヘビーカバーの中でもスムーズに突破できる。また,ブラシガードが強靭で,根がかりを大幅に軽減してくれる。
バトルホッグ 2.6インチは,シェイキングに特化した設計で,カーリーテールからピンテールに変更されたことで,よりビビッドなアクションとナチュラルな揺らめきを実現している。トレーラーとしてはもちろん,スモールラバージグやヘビーダウンショットリグでもそのポテンシャルを発揮してくれるだろう。
総合的に判断すると,このタックルはヘビーカバー攻略の強力な武器になり得る。しかし,ブレイゾンモバイル666TLSはジグフィッシングにはややオーバースペック気味で,スピーキー 2500 HGXの耐久性にも懸念が残る。釣り場の特性や対象魚に合わせてタックルを厳選することが,より快適で効率的な釣りにつながるだろう。
バスタックルガイド
ロッド
メーカー
ブランド
釣り場
東北
関東
中部・東海
関西
中国・四国
九州
パワーフィネスジグ SS | DAIWA
ブレイゾン モバイル | DAIWA
スピーキー | テイルウォーク
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML(文付き)
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。