
仮想インプレ
釣りの楽しさは、使用するタックルのクオリティとそのパフォーマンスに大きく依存します。僕が最近、富山県の薬勝寺池にて試したタックルは、シマノとジャッカルのテクノロジーを活かした非常に満足度の高い組み合わせでした。この日は、ポイズングロリアス 266Lというロッドと、ステラ 2500SHGリールを駆使し、さらにDSTYLEのディーブローシャッド 62SPおよびJACKALLのDビルシャッド 55MRというルアーを用いて、ブラックバスを狙いました。
まず、ポイズングロリアス 266Lについて触れてみたいと思います。このロッドは、ライトリグ全般を扱えるバーサタイルなモデルですが、その名の通り、驚くほどの汎用性があります。軽量でありながら、しっかりとしたブランクスにより、ルアーウェイトをしなやかにサポートし、高負荷時にもグッと耐えてくれる感覚がありました。特に、ボトムのわずかな変化や、微細なアタリを感じ取ることができたのが印象的でした。UBD技術に基づいたカーボンの配置により、ブレを瞬時に抑えてくれるため、ジャークやトウィッチの際にも切れのある動きを自然に演出できました。
次にリールですが、ステラ 2500SHGはさすがの実力を見せつけてくれました。新たにデザインされたインフィニティEVOLUTIONギアにより、耐久性と巻き上げ効率が格段に向上。ラインをスムーズにスプールへ整然と巻き上げることができ、放出時の抵抗も最小限でした。ドラグの滑らかさや、アンチツイストフィン技術によるライントラブルの軽減も素晴らしく、非常に快適に釣りを楽しめました。特に、各種のタックルを使用してきた中で、このリールの巻き心地は間違いなくトップクラスだと感じています。
ルアーも重要な要素です。ディーブローシャッド 62SPは、ハイピッチタイトロールアクションが心地よく、バスのバイトを誘発してくれました。特に濁りの入ったコンディションでのパフォーマンスは抜群で、安定した飛距離とともに、潜行スピードの速さがバスへのアプローチに寄与しました。また、リップが独特のラウンドデザインで、障害物にも強く対応できたため、様々な場面で使用可能でした。もう一方のDビルシャッド 55MRも、クランキングメソッドに優れた性能を持ち、スナッグレス特性のおかげでストレスなくキャストできたのが嬉しかったです。
日が傾き、釣り場が少しずつ静まっていく中で、ポイズングロリアスとステラの組み合わせで得られるフィーリングは、まさに釣りの醍醐味を実感させてくれました。ルアーのアクションとタックルのバランスが絶妙で、狙ったポイントでの釣果を引き出す楽しさは、時間を忘れさせる魅力がありました。
トータルで考えても、今回の釣行におけるタックルの組み合わせは、私にとって非常に満足のいくものでした。次回の釣行が楽しみで仕方ありません。特に、ポイズングロリアスのさらなる活躍に期待しつつ、これからもこのタックルを活用していきたいと思います。
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