仮想インプレ
今回の釣行では,清水沼でブラックバスを狙うために,特にタックル選びには慎重を期しました。使用したのは,ノリーズの「ロードランナー ヴォイス ジャングル 680JMHS」,DAIWAの「ルビアス LT2500S-DH」,そしてTORAYの「エクスレッド 8lb」です。さらに,ルアーにはisseiの「G.C.ミノー 75MR-SP」とジップベイツの「オルビット 65 スライダー」を選択しました。
まず,ロッドの「ロードランナー ヴォイス ジャングル 680JMHS」についてですが,確かにヘビーカバーに強く,ナーバスなビッグフィッシュを狙うのには理想的な設計です。強いティップはカバー越しのシェイクに対応し,バスの反応を高めますが,軽量なスモラバを扱うには少々オーバーパワーかもしれません。実戦では強靭なバットパワーが必要ですが,もう少し感度が欲しいところです。これまで多くの名ロッドを使用してきましたが,やはりこのクラスのロッドにおいて感度の重要性を感じました。
次にリールの「ルビアス LT2500S-DH」。確かに軽量で扱いやすく,エアローターとタフデジギアの相性も申し分ありません。しかし,最近のモデルと比べると耐久性に疑問符が付きます。私の場合,初代を3年間使用した際には問題ありませんでしたが,特に荒れた環境や過酷なシチュエーションでの使用には注意が必要です。ノイズレスな回転とドラグ性能は良好ですが,もっと頑丈さが求められる場面で信頼性が試されるかもしれません。
ラインの「エクスレッド」については,均一の太さと強度が素晴らしいものですが,最近の製品は100m巻きが多く,私には少し不便に感じます。特にシャロースプールでのエコ巻きができないのは痛手です。150mの巻きで75mで2回使えるという利点がありますが,もう少しフィッシングスタイルに合った提供をお願いしたいところです。
ルアーに関しては,「G.C.ミノー 75MR-SP」は確実にバスの反応を引き出してくれました。特に,逃げ惑う小魚のアクションを見事に再現していますが,タイト&ハイピッチアクションに頼るあまり,魚を過剰に刺激する危険も感じました。巻くだけでなく,リッピングテクニックを駆使する必要がありますが,それによる多彩な誘いかたが効果を生む結果に。
「オルビット 65 スライダー」は,確かにサイズ感とサイレントアクションが魅力ですが,コンパクトさの反面,何度か使用していると,魚に見切られそうな感もありました。特にスレたバスを狙うためには,もう少し工夫が必要と感じました。
全体的には,非常にバスフィッシングプレイのクオリティを上げてくれるセットですが,特に個々のタックルのバランスを考えると,全ての詳細にそろう完璧なセットというわけではありません。今後の釣行では,それぞれの特性を活かしつつ,さらなる改善を図っていきたいと思います。
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G.C.ミノー 89 SR-SP | issei
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ルビアス | DAIWA
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