仮想インプレ
最近,茨城県の蛇沼でバスフィッシングを楽しむ機会がありました。その際に使用したタックルについて,少し厳しめのインプレッションをお話ししようと思います。
まずはロッド,スミスの「ザ・ストラテジー ツアラー Vスペック TVC-69ML」について。確かに,その設計においては,距離をとったアプローチやスキッピングでネジ込む作業をサポートしてくれるかもしれません。しかし,実際に使ってみると,思ったほどの感度を感じませんでした。高低差のある障害物周りでのフィネスなリグには適しているとはいえ,もう少しパワーがほしい場面も。バスがヒットした際のやり取りは,とてもスムーズに感じましたが,その分,もう少し反発力が必要だったのではと思いました。
次にリールですが,DAIWAの「スティーズ CT SV TW 700HL」を選択しました。このリールは,超小口径スプールと高回転力が特徴的です。確かに軽量リグには良いのですが,私の使い方では少し物足りない部分も。特に,適正以上のウエイトを投げようとすると,スプールのレスポンスが良すぎてバックラッシュが発生することもしばしば。さらに,キャスト時の飛距離が求められる場面では,正直なところ少々不満が残ります。特に,フィッシュマンローワー73Lとの組み合わせで実感したのは,スプールの扱いが難しい点。ブレーキ設定をしっかり行わなければ,かなりの難易度を強いられます。
ラインはヤマトヨテグスの「バーサタイルデザイン2 ナイロン 8lb」を使用しました。このラインは,確かに耐衝撃吸収性能が優れており,巻き癖がつきにくい特性があります。しかし,実際に使用してみると,もう少し透明感が欲しいと感じました。特にステイン気味の水域では,このラインカラーの選択はステルス効果を期待するには不充分かもしれません。確かにコストパフォーマンスは抜群ですが,ナイロンラインとしての高次元な特性を求めると,もう一歩の進化が必要と思います。
ルアーとして使用した「デッドスローラー 4.8インチ」は,確かに魅力的な存在です。匂いでバスを誘うという特性は強く感じましたし,テールアクション自体も良いです。しかし,アクションが安定していないことが時折あり,デッドスローでの動きが不自然に感じる瞬間もありました。この部分については,もう少し改良の余地があると感じました。
全体として,蛇沼での釣果には満足できましたが,使用したタックルに対しては厳しい目を向けてしまいました。どのパーツも一長一短あり,特に連携面でのハーモニーが欲しかったなと。今後は,それぞれのタックルの強みをしっかり見極め,より良い釣りセンスを磨いていきたいと思います。
バスタックルガイド
釣り場
東北
関東
中部・東海
関西
中国・四国
九州
DEADSLOWLER / デッドスローラー | JACKALL
スティーズ A II TW | DAIWA
スティーズ SV TW | DAIWA
スティーズ A TW HLC | DAIWA
スティーズ (スピニングモデル) | DAIWA
スティーズ CT SV TW | DAIWA
スティーズ AIR TW | DAIWA
スティーズ リミテッド SV TW 1000S | DAIWA
スティーズ LTD SV TW | DAIWA
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。