仮想インプレ
今回,宮城県の平筒沼にてバスフィッシングで使用したタックルは,以下の通りだ。
・ロッド:フルレンジ CC C64ML/CC(テイルウォーク)
ベイトフィネスバーサタイルロッドとして,ライトリグ全般からプラグまで幅広いメソッドに対応するモデル。3.5g前後のヘビーダウンショットやネコリグ,ジグヘッドワッキー,スモラバといったライトリグを使用するのに適しており,今回のスモラバの釣りに最適だった。
ロッドの操作性は素晴らしく,繊細なティップでルアーの操作感が伝わりやすく,感度も高いためボトムの変化や魚のバイトを明確に捉えることができた。また,バットパワーも十分で,40cm近いバスが掛かっても余裕で寄せることができた。
・リール:SLX 70(SHIMANO)
ベイトリールとしては中価格帯ながら,低弾道で軽量ルアーを打ち込めるMGLスプールⅢを搭載しており,キャスト性能が非常に高い。無段階調整可能なSVSインフィニティブレーキシステムにより,バックラッシュを最小限に抑えることができた。また,サイレントチューン機能により,キャスト時のノイズを低減し,キャストフィールも向上している。
ドラグ性能も安定しており,バスの引きにも滑らかに対応してくれた。耐久性も高く,不意に掛かった大型魚にも安心してファイトすることができた。
・ライン:エクスレッド 8lb(TORAY)
フロロカーボンラインとしては最高峰に位置するラインで,均一直径・均一強度・耐摩耗性能に優れている。低視認性で,スレたバスにも警戒されにくいため,今回のようなプレッシャーのかかったフィールドで威力を発揮した。
感度も高く,ラインを通してボトムの変化や魚のバイトを明確に感知することができた。また,耐摩耗性能が高いので,岩やストラクチャーに擦れてもラインブレイクのリスクが少なく,安心して使用できた。
・ルアー:ビビビショット(issei),アバカスシャッド 2.8インチ(フラッシュユニオン)
スモラバのビビビショットは,フロントヘビーヘッドにより短い移動距離での多動アクションを実現しており,スレたバスに有効だった。極細の形状記憶チタンワイヤーガードを採用しているため,スナッグレス性とナチュラル感を両立しており,ボトムを丁寧に探ることができた。
トレーラーのワームにはアバカスシャッド 2.8インチを使用した。スティンガータイプのシャッドテール形状により,デッドスローでのテールの動き出しが可能で,バスにアピール力を高めることができた。また,ディープリブボディとの相乗効果で,生物のような複雑な動きを演出することができた。
・総合評価
今回使用したタックルは,スモラバの釣りにおいて,優れた性能を発揮してくれた。ロッドの操作性と感度,リールのキャスト性能とドラグ性能,ラインの感度と耐摩耗性能,ルアーのリアルな動きとアピール力など,すべてがハイレベルでまとまっており,快適にバスフィッシングを楽しむことができた。
バスタックルガイド
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アバカスシャッド 4.3インチAbacus Shad 4.3inch | フラッシュユニオン
アバカスシャッド 3.3インチAbacus Shad 3.3inch | フラッシュユニオン
アバカスシャッド 2.8インチAbacus Shad 2.8inch | フラッシュユニオン
アバカスシャッド 2.2インチAbacus Shad 2.2inch | フラッシュユニオン
SLX MGL | SHIMANO
フルレンジ CC | テイルウォーク
SLX BFS | SHIMANO
SLX DC | SHIMANO
SLX DC XT | SHIMANO
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