
仮想インプレ
今回の釣行で使用したタックルについて,インプレッションを述べさせていただきます。
まずロッドのT-CONNECTION Comfy TCC-S60L-E(JACKALL)は,軽量でしなやかなティップが特徴的でした。小型プラグやスプーンなどの軽量ルアーに適しており,キャストも楽にできました。ただし,やや柔らかめのブランクなので,大型魚を狙う場合は物足りなさを感じるかもしれません。
リールのレガリス LT1000S(DAIWA)は,ZAION Vの採用により軽量化が図られており,操作性が良好でした。ドラグの出が気持ちよく,巻き心地もスムーズでした。ただし,長期的な耐久性については不明な点があります。
ルアーに関しては,Li-Worm Nano(ヴァルケイン)は小型ながらもアピール力が高く,フォールの際の姿勢が魅力的でした。ただし,フックがラインに絡まりやすいデメリットもありました。クロボール(JACKALL)は立ち上がりが良く,キビキビとしたアクションが特徴的でしたが,まだ釣果は出ませんでした。パペット サーフェス(スミス)は小粒ながらフッキング力が高く,トップウォーターでの活躍が期待できそうです。
全体を通して,軽量で操作性の良いタックルを選択できたことで,エリアトラウトを狙う上で適切な装備ができたと思います。ただし,それぞれのタックルには一長一短があり,用途に合わせて使い分ける必要があることが分かりました。今後の釣行でさらに使用感を確かめていきたいと思います。
エリアトラウトタックルガイド
ロッド
管釣りロッド一覧ロッドは渓流ロッドやライトゲーム用のルアーロッド、エギングロッドを流用することもできますが専用のものが多数販売されています。
スピニングロッド
ベイトロッド
ベイトタックルを使う人は現在のところ少数派でベイトロッドのラインナップはそれほど充実していないようです。
リール
スピニングリールの場は、1000~2000番のものがよく使われます。ベイトリールの場合は、一般的なバス釣り用などのベイトリールでは管理釣り場で使う軽いルアーは扱いにくいためフィネスモデルが使用されます。
スピニングリール
ベイトリール
ライン
エリアトラウトで使用されるラインの主な材質はナイロン、フロロカーボン、ポリエステル、PEです。これらは何が伸度や硬さ、比重などが異なっており、好みや釣りのスタイルによって使い分けられます。エステルやPEラインを使用する場合は、耐摩耗性の低さなどの欠点を補うために先端にリーダーとしてフロロカーボンラインを結ぶのが基本となります。初心者でよくわからない場合は一番無難で扱いやすいナイロンラインをチョイスしておくとよいでしょう。
ナイロン | フロロ | エステル | PE | |
---|---|---|---|---|
伸度 | 高い | 中間 | 低い | 非常に低い |
比重 | 1.14 | 1.78 | 1.38 | 0.97 |
硬さ | 柔らか | 硬い | 硬い | 柔らか |
耐摩耗性 | やや低い | 高い | 高い | 低い |
直線強度 | 中間 | 中間 | やや低い | 非常に高い |
結節強度 | 高い | 中間 | やや低い | 低い |
吸水性 | あり | なし | なし | なし |
ナイロンライン
フロロライン
エステルライン
数は少ないですがエステルライン専用のロッドも販売されています。
PEライン
Li-Worm Nano | ヴァルケイン

Li-Worm | ヴァルケイン

パペットサーフェス | スミス

METAL KUROBALL/メタルクロボール | JACKALL

KUROBALL / クロボール | JACKALL

KUROBALL β/クロボールβ | JACKALL

“T-CONNECTION Comfy/Tコネクションコンフィー″ | JACKALL

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