仮想インプレ
福島県・裏磐梯フォレストスプリングスにて,アブガルシアの精巧なタックルでニジマス,ブラウントラウト,イワナに挑みました。
・ロッド: Diplomat Nano DPM Nano DNS-615XUL MGS
「ナノカーボンブランクス」の採用により,5ピースでありながらしなやかさと軽さを両立したロッド。トラウトの鋭い引きをロッド全体で受け止め,しなやかなベンディングでバラシを軽減します。
・リール: Revo MGXtreme 1000S
超軽量のリールでスピーディーなリトリーブが可能。2018年発売の最新モデルでは,MgROTORとリアルフィネスモデルが搭載され,繊細な操作性と高い追従性を発揮します。
・ライン: APPLAUD GT-RC RYSTAL FLUORO 2lb
フロロカーボン製のラインは高感度で,トラウトの微細なアタリも明確に手元に伝えます。2ポンドの細さはラインの視認性を向上させ,ルアーアクションの妨げになりません。
・ルアー: ギルガメッシュ(ロブルアー)
スプーンタイプのルアーですが,独特の動きがトラウトを魅了します。従来のスプーンとは異なり,意図的に予測不能な軌道を描くため,スレた魚でも口を使わせることが可能です。
・実釣
裏磐梯フォレストスプリングスのレイクエリアで釣りを開始しました。フローターから広範囲を探り,ギルガメッシュの不規則な動きでトラウトの好奇心を刺激します。数投後,重量感のあるニジマスがヒット!ロッドのしなやかさが魚の引きをいなして,慎重にランディングに成功しました。
その後,ポンドエリアに移動し,今度はイワナを狙いました。APPLAUDラインの高感度が威力を発揮し,小さなアタリも逃さず捉えることができました。根気強く粘り,ついに尺を超える大型イワナを手にしました。
・総合評価
アブガルシアのタックルは,トラウトフィッシングにおける繊細さとパワーのバランスを絶妙に兼ね備えていました。ロッドのしなやかさ,リールの軽快さ,ラインの感度,ルアーの独創性が相乗効果を生み,裏磐梯のトラウトたちを次々と攻略することができました。
特に,ギルガメッシュの予測不可能な動きは,スレたトラウトを攻略する上で大きなアドバンテージになりました。このルアーは,エリアトラウトの常識を覆す画期的なアイテムと言えるでしょう。
エリアトラウトタックルガイド
ロッド
ロッドは渓流ロッドやライトゲーム用のルアーロッド、エギングロッドを流用することもできますが専用のものが多数販売されています。
スピニングロッド
ベイトロッド
ベイトタックルを使う人は現在のところ少数派でベイトロッドのラインナップはそれほど充実していないようです。
リール
スピニングリールの場は、1000~2000番のものがよく使われます。ベイトリールの場合は、一般的なバス釣り用などのベイトリールでは管理釣り場で使う軽いルアーは扱いにくいためフィネスモデルが使用されます。
スピニングリール
ベイトリール
ライン
エリアトラウトで使用されるラインの主な材質はナイロン、フロロカーボン、ポリエステル、PEです。これらは何が伸度や硬さ、比重などが異なっており、好みや釣りのスタイルによって使い分けられます。エステルやPEラインを使用する場合は、耐摩耗性の低さなどの欠点を補うために先端にリーダーとしてフロロカーボンラインを結ぶのが基本となります。初心者でよくわからない場合は一番無難で扱いやすいナイロンラインをチョイスしておくとよいでしょう。
ナイロン | フロロ | エステル | PE | |
---|---|---|---|---|
伸度 | 高い | 中間 | 低い | 非常に低い |
比重 | 1.14 | 1.78 | 1.38 | 0.97 |
硬さ | 柔らか | 硬い | 硬い | 柔らか |
耐摩耗性 | やや低い | 高い | 高い | 低い |
直線強度 | 中間 | 中間 | やや低い | 非常に高い |
結節強度 | 高い | 中間 | やや低い | 低い |
吸水性 | あり | なし | なし | なし |
ナイロンライン
フロロライン
エステルライン
数は少ないですがエステルライン専用のロッドも販売されています。
PEライン
Diplomat Nano | アブガルシア
Revo MGXtreme | アブガルシア
Revo MGXtreme(レボ エムジーエクストリーム) | アブガルシア
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