ファインテール FSW-4112UL/UD+とゼノン 2000S,チチラ 70SSによるタックル【仮想インプレ】

インプレ・メモ
### 相木川という場所が持つ意味
相木川は千曲川水系の支流として、イワナ釣りにおいては古くから知られた存在である。私がこの川を訪れたのは、単に魚影の濃さを期待したからではなく、北相木と南相木という二つの性格を持つ流れが、どのように魚の居場所と行動様式を規定するのかを、自分の手で確かめたかったからだ。渓流という環境は、地形と水量、そして季節による水温変化が複雑に絡み合い、イワナという魚の生態を支配する。南相木の上流部に点在するボサ川は、人の手が入りにくい分だけ魚が神経質になっており、アプローチには慎重さが求められる。水が澄んでいる場合には特に人影が致命的となり、石の後ろから静かに竿を出す技術が試される。
### ファインテールFSW-4112UL/UD+の実際
今回私が選んだのは、メジャークラフトのファインテールFSW-4112UL/UD+である。このロッドはUDグラスとトレカT1100Gという異なる素材を組み合わせたブランクス設計が特徴で、理論上は軽量性とベンディングカーブの両立を狙ったものだ。実際に手にしてみると、確かに軽い。だが問題は、その軽さが釣りという行為においてどのような意味を持つかである。相木川の流れは場所によって表情を変え、石の周りを巻く複雑な流れや、滝つぼ脇の反転流など、ルアーを正確に送り込む必要がある場面が続く。このロッドのファーストテーパー寄りの設定は、キャスト時のシャープさをもたらすが、同時にイワナが食ってきた瞬間の追従性については、もう少し穏やかなベンドカーブを持つロッドとの違いを感じた。UDグラス特有の「しっかりと曲がりこむ」という表現があるが、それは主にバット部での話であり、ティップセクションにおいては意外と張りがある。チチラ70SSのような多連結ルアーを扱う際、この張りが操作性に寄与する一方で、ジェイドMD-Sの固定ウェイト仕様による繊細な動きを感じ取るには、もう少し穂先の感度が欲しいと思う場面もあった。
### ゼノン2000Sとラインシステムの関係
リールにはアブガルシアのゼノン2000Sを組み合わせた。超軽量を謳うこのリールは、確かにロッドとのバランスにおいて優れている。だが渓流という場所では、軽さよりも巻き取りの安定性や、不意の大型が掛かった際のドラグ性能が問われる。ラインシステムのXENOS X4 Hi Sensor Area Trout 0.4号は、PEラインとしての直線強力と耐摩耗性を両立させたものだが、相木川のような石が多い環境では、リーダーとの結束部分に常に気を配る必要がある。ユニチカのトラウトリーダーF 6lbは、フロロカーボンのソフトタイプで扱いやすいが、擦れに対する信頼性は実釣の中で何度も試される。石の裏にルアーを送り込み、流れに乗せてドリフトさせる際、ラインが岩肌を擦る音が聞こえることがある。その瞬間、私は結束を確認し、リーダーの状態を目視する。釣りとは、こうした小さな不安との対話でもある。
### チチラとジェイドが示したもの
ルアーはチチラ70SSとジェイドMD-Sを使い分けた。チチラの5連結による生物的な動きは、止水に近い淵や流れの緩い場所で効果を発揮する。スローリトリーブで泳がせると、関節部分が柔らかく屈曲し、イワナの視覚に訴える。一方でジェイドMD-Sは、固定ウェイトによる無音設定と薄型ボディーが特徴であり、流れの中でのタイトウォブリングは確かに安定している。トゥイッチを加えた際のヒラ打ちは鋭く、追尾してきたイワナが一瞬ためらう様子を何度か目にした。だがそのためらいが、果たしてルアーの動きに対する警戒なのか、それとも捕食のタイミングを計っているのかは、私にも判然としない。釣りとは、そうした曖昧さの中で魚と対峙する行為であり、道具はその媒介に過ぎないのだと、改めて悟った一日であった。
※米田兼六は架空の人物であり、このコンテンツは複数の信頼性の高い情報の分析、総合、判断に基づき作成されています。
最新人気タックルTOP20をチェックジェイドMD-Sシェル | スミス
トラウト釣りにおいて、人気のあるミノーシャッドであるジェイドMD-S シェルバージョンが登場しました。このミノーシャッドは、中間の浅さを持つシェルシステムを採用しており、トラウトに最適な仕掛けです。ジェイドMDの特長は、自然な形状と泳ぎを持ちながら、天然のシェルプレートの輝きを取り入れていることです。これにより、より魅力的なルアーとなり、トラウトを誘引することができます。ジェイドMD | スミス
新たにシステムミディアムディープにシンキングが加わり、ジェイドMDが進化しました。このルアーはフローティング、サスペンドに加えて沈下するタイプもあり、使い手によって様々な魅力を引き出すことができます。特にリトリーブを止めた直後の挙動変化がポイントで、浮上、留まる、沈むという3つのパターンがあります。これにより、食わせの間の取り方のバリエーションが増え、巻くだけでも良し、停止させても良いルアーです。是非試してみてください。ジェイドS/SWジェイドMD/SW | スミス
「ジェイドS/SW」「ジェイドMD/SW」は、元々トラウト釣り用に開発されたが、そのナチュラルなアクションはメバルやソルトウォーターライトゲームでも非常に効果的であることがわかった。ソルトウォーター専用カラーに微調整を施し、SW用に最適化されたものである。立ち上がりのアクションと、巻き上げ時に安定した動きを実現し、リトリーブ速度にも対応している。渓流の流れでも効果があることが実証されており、異なる潮の種類でも同じくハイレスポンスな動きを見せる。完全固定ウェイトによるヒラ打ちのキレと復元力の速さに加え、細身のボディとキラキラとした光沢で魚にアピールする。チチラ70SS | ティムコ
5連結のジョイントルアーは、トラウトを誘うための生物的な動きとウォブリングアクションが特徴です。水深1m程度をキープしやすいスローシンキング設定で、止水域ではスローリトリーブで効果的です。ファストリトリーブではタイトなウォブリングを演出し、本流や渓流域ではわずかに速めのリトリーブでアクションを引き出せます。クロスやダウンクロスは自然なドリフトやターンで誘うことが有効です。軽いトゥイッチでヒラを打つこともおすすめで、トラウトを誘い込むことができます。このルアーはアイヌ語でドジョウを意味する「Cicira (チチラ)」という名前です。全長は70mmで重さは4.4gで、フックサイズはST36BC#10、リングは#2Bです。新ファインテールトレッキング&トラベラーシリーズ | メジャークラフト
新ファインテールエリア | メジャークラフト
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新ファインテールトレッキング&トラベラーグラスモデル | メジャークラフト
新ファインテール | メジャークラフト
ZENON | アブガルシア
アブガルシアの新製品「ZENONシリーズ」が2022年6月に発売されます。このシリーズはアブガルシアのフラッグシップリールで、待望のベイトモデルが含まれています。詳細なスペックについては公式サイトで確認することができます。なお、掲載されている画像はイメージであり、実際の商品と異なる場合があります。最新の製品情報は公式サイトで確認してください。