各種ウェイト使用におけるクリスター 61T-ACT X2のインプレッション

インプレ・メモ
### クリスター 61T-ACT Xの特徴
- 前作から約5年ぶりのリニューアルモデル。
- 最大の進化点は感度の大幅向上と、大物を掛けた際の反発力・粘り・魚を浮かせる力の向上。
- 操作性は前作の良さを維持しつつ、感度とパワーを底上げしたモデル。
#### チューブラーティップ
- アジングロッドとしては珍しいチューブラーティップを採用。
- ソリッドのようにティップが大きく入るタイプではなく、パリッとした張りがあり、アクションを入れて積極的に掛ける釣りに向く。
- 「当たりを感じてパシッと掛ける」釣りが好きな人には特に好相性。
- ティップ外径は1mmと極細。
- 疑似的なソリッドティップ的な設計
- ティップ先端からエンドまで、ベースに40tクラスのM40Xカーボンを使用。
- チューブラーでありながら、アジングで重要な「掛けていく」性能を狙った設計。
- ティップ先端~3番ガイドまでは4軸シートをあえて入れず、少し柔らかくしている。
- それより下には4軸シートを入れ、キャスト時のブレ・ねじれを抑制。
- その結果、先端は戻りの変化を出し、ベリー以下はしっかり支えるという、チューブラーながらソリッドに近い繊細さを持たせている。
#### M46X採用でパワーアップ
- バット部分には新たにM46Xを採用。
- 大物を掛けた際にロッドがしっかり復元し、魚を浮かせる力が強い。
- 人間がゴリゴリ巻くだけでなく、竿自身の反発力で魚を浮かせて寄せられる感覚。
#### リールシートも変更
- 前作のVSS(樹脂製)から、OP01カーボン製リールシートへ変更。
- カーボンの硬さによって振動がスポイルされにくく、手元への反響が明確に増加。
- 前作との違いとして、特に「感度の劇的な向上」が強調されている。
### 実釣での使用感
#### 0.4g-1g使用時
- 0.4gのジグヘッドでも十分キャスト可能。
- 単純に「硬い」だけではなく、ラインのたるみや変化、ジグヘッドの操作感まで感じ取れる。
- 超軽量リグでも「軽いものを操作している」という感覚が出やすい。
- 0.4~0.6g程度でもテンション抜けや食い上げの変化を感知して掛けられるほど敏感との評価。
- 1gではティップ~ベリーにウェイトを乗せてキャストする感覚が十分あり、基本的なアジングウェイトとして余裕を持って扱える。
#### 2-3g使用時
- 自身は2g以上のウェイトで釣るのが特に好きと評価。
- 遠投先のボトムや深場でも、チューブラーならではの高い反響感度で着底・変化・アタリを感じて即座に掛けやすい。
- 3g程度でもブレにくく、しっかりキャストして遠く・深い場所を攻められる。
#### 5g使用時
- ルアーウェイト上限は5g。
- 5gでもフルキャスト可能と実釣で確認。
- さらに7gでもテスト済みとのこと。
- ジグヘッドだけでなく、メタルジグをバシッとしゃくるような使い方にも対応。
#### 魚を掛けたときの使用感
- 実釣では約24~25cmクラスのアジをキャッチ。
- チューブラーらしくスムーズに全体が曲がりつつ、ロッドの反発力で魚を浮かせる感覚がある。
- 掛けた後も「硬いだけ」ではなく、粘りと反発力で魚を寄せるタイプ。
### 向いている釣り方
- アクションを入れて、リアクション的に掛けるアジング。
- ボトム付近でジグヘッドを「パンパン」と跳ね上げるより、「プッと浮かせて、ふわっと落とす」ような操作がイメージされている。
- その際に出る「コン」というアタリを感知して、バシッと合わせる釣り。
- 活性が高く、魚がルアーをすぐ吐き出す状況にも向く。
#### 特に活躍しそうな状況
- ディープエリア
- 流れが強い場所
- 風が強い状況
- 冬場など、重めの2~5gを使いたい状況
- 遠投して深場を探る釣り
- 「食わせて待つ」よりも、しっかり動かして掛ける必要がある状況
#### ソリッドモデルとの使い分け
- ソリッドはティップが入るため、ふわふわ誘って食わせる・少し待って食わせる繊細な釣りに向く。
- 61T-ACT X2は、アクションを付けて積極的に掛ける釣りに向く。
- 特にディープでソリッドが「グニャッ」と入ってしまうことによる掛け遅れを避けたい場合にチューブラーが有効。