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バクリースピン 30を扱うためのタックル【パワーマスター エクストリーム PMX872S-XXX】

ソルトルアーに関するタックル、仕掛け図解
アングラー

岸本雅人

カテゴリー
ソルトルアー
対象魚
ブリ
釣り場
黒之瀬戸大橋周辺 | 鹿児島県
ロッド
パワーマスター エクストリーム PMX872S-XXX(TENRYU)
リール
BG SW 6000D-P(DAIWA)
ライン
SIGLON PE×4 4号(SUNLINE)
リーダー
SHOCK LEADER FC 80lb(ラインシステム)
ルアー
バクリースピン 30(マドネス),RSロング 100g(Zeake)

インプレ・メモ

### 黒之瀬戸のブリ狙いとPMX872S-XXX 黒之瀬戸大橋のたもとで迎える朝まずめ、この独特の激流と足元の根というシビアな環境は、正直言ってアングラーの腕とタックルの強度を試すには最高(にして最悪)の舞台だと思っている。今回持ち込んだのは、天龍のパワーマスター エクストリーム PMX872S-XXX。正直なところ、離島遠征でデカいマグロだヒラマサだと狙うような剛竿を、近場のショアブリで使うのはどうなんだ?って最初は思ったんだが、まあ、とりあえず使ってみることにしたわけだ。リールはダイワのBG SW 6000D-P、ラインはサンラインのSIGLON PE×4の4号に、リーダーはラインシステムのSHOCK LEADER FC 80lbという、これまた強気のセッティングである。 #### PMX872S-XXXのキャストフィールと操作性 まずはRSロング100gをセットして、フルキャスト。このロッド、適合ウェイトは150~200gのジグとなっているから、100gだと軽すぎるんじゃないか?と心配だったんだが、これがどうして、気持ちよくぶっ飛んでいく。ブランクの粘りと反発のバランスがいいのか、振り抜きが実にシャープで、想像以上の飛距離が出た。PE4号という太めのラインシステムでも、ガイド(トップはチタンのKガイド、バットはRVガイドだね)の抜けがいいおかげで、ラインのバタつきも抑えられていたように感じる。87というレングスは、普段使っているショアジギングロッドより若干長いんだが、これが後々、足元の根をかわすのに役立つことになる。まあ、これは結果論だがね。 RSロングをワンピッチジャークで誘っていく。左右非対称のジグを意図した通りにスライドさせ、フォールで食わせの間を作る、という一連の動作が、ロッドの軽快さのおかげでストレスなく行える。重いジグを一日中キャストするような状況でも、モーメントが整っているというのは確かにアドバンテージになるだろうね。 #### ブリとのファイト、そしてロッドの真価 朝まずめの上げ潮時、沖の潮目からドン!と明確なアタリ。PE4号の感度が、アタリを逃さない。ブリがヒットすると同時に、黒之瀬戸特有の強烈な引きが始まる。もう、ドラグがギュンギュン唸るわけだ。(笑)この場所で一番怖いのは、最初の突っ込みで足元の根にラインを擦られること。だから、ロッドのバットパワーでどれだけ強引に魚の動きを止められるかが肝になる。 PMX872S-XXXは、ここでその「大物狙い専用スペック」の本領を発揮してくれた。SW14000~20000番を想定するロッドに、6000番のリールは正直アンダーサイズだったかもしれないんだが、ロッド全体で魚の引きを受け止め、強烈な突っ込みにも粘り強く耐える。C・N・Tコンポジットを配したバットセクションは、アングラーにパワーを与えつつも、破綻しないネバリ強さを持っている。フロントグリップの形状も、高負荷で握り込んでも安定感があるのはよかった。結果的に、根に触れさせることなくブリを浮かせることができたのは、このロッドのパワーがあったからこそ、と言っても過言ではないだろう。 #### 総評と今後の課題 今回の釣行でPMX872S-XXXは、黒之瀬戸のような難易度の高いフィールドでも、大型ブリを相手に十分な力を発揮してくれることが分かった。100g程度のジグも問題なく扱える汎用性の高さは意外な発見だったし、不意の大物にも臆することなく対応できる安心感は大きい。 ただ、適合リールサイズがSW14000~20000番ということもあり、BG SW 6000D-Pとの組み合わせだと、やはりロッドが若干先重りする感じは否めない。まあ、俺の腕力もあるがね。(笑)ロッドの真価を最大限に引き出すなら、もう一回り大きなリールを組み合わせるのが理想なのかもしれない。 ともあれ、普段使いにはオーバースペックに感じるかもしれないが、不意の大物、それも根が荒い場所で強引なやり取りを強いられるような状況では、これほど心強い相棒はいないだろう。そういう「保険」として、あるいは「夢」のターゲットを追い求めるアングラーには、選択肢の一つとして十分に検討に値する一本だと、俺は思っている。

※岸本雅人は架空の人物であり、このコンテンツは複数の信頼性の高い情報の分析、総合、判断に基づき作成されています。

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