オフショアスティック ベベルジャーク HSJ-BES61H-5,スラマー4 10500,メタルジグを使うジギングタックル【仮想インプレ】

インプレ・メモ
### 駿河湾でソリッドロッドの本気を見た
駿河湾でキハダマグロを狙うっていうのは、なんていうか、ちょっとした賭けみたいなもんなんよな。いつ群れが入ってくるかわからないし、いつ消えるかもわからない。そんな不確実性の中で、確実なものを一つ持っていくとしたら、それは信頼できるロッドだと思うわけです。
今回持ち込んだのはスミスのオフショアスティック ベベルジャーク HSJ-BES61H-5。フルソリッドカーボンっていう、まあ要するにブランク全体が詰まってるタイプのロッドなんだけど、これが駿河湾のキハダ相手にどう機能するのか、正直なところ使う前は半信半疑だったんだよね。
### 鳥山を見つけてからが勝負
三保沖でナブラを見つけたときの興奮っていうのは、何度経験しても慣れないもんだ。海鳥がバタバタ舞ってて、その下で確実に何かが起きてる。船長の合図と同時にジグをキャストして、着底させてからのジャーク。
で、来たんですよ。ガツンっていう衝撃じゃなくて、ズンって重みが乗る感じ。キハダ特有のあの引き。
### ソリッドの粘りが意味を持つ瞬間
ここからが本題なんだけど、このロッド、立ててファイトするスタイルに最適化されてるっていう触れ込み通り、ロッドを立てた状態でのベンドカーブがすごく綺麗なんよ。中空構造じゃなくて詰まってるから、負荷がかかったときの応力分散が均等なんだろうな。
キハダが走る。当然ドラグは出る。でもロッドがしっかり曲がって、その曲がりが一箇所に集中しないから、魚の引きを全体で受け止めてる感覚がある。これ、言葉にするとありきたりなんだけど、実際に体験すると「ああ、粘るってこういうことか」って腑に落ちるんだよね。
### 重さとバランスの話
フルソリッドって聞くと、重いんじゃないかって思うじゃないですか。実際、中空構造のロッドと比べたら重量はあるんだろうけど、持った感じのバランスが良くて、一日ジャークし続けても極端に疲れるってことはなかった。セパレートグリップのおかげもあるのかもしれない。小技っていうか、ジャークのリズムを変えたりするときの操作性は悪くない。
ただまあ、軽快にシャクリ倒したいっていう人には向かないと思う。このロッドが真価を発揮するのは、魚が掛かってからなんだよな。
### 20kgのMAXドラグ値の意味
スペック上、MAXドラグ値が20kg/45°って書いてあって、これ、駿河湾で狙うキハダのサイズ感(30kg級が主体)を考えると、ギリギリを攻めてる設定なんだと思う。実際、今回掛けた個体は推定で25kgくらいだったんだけど、ロッドが折れる不安は不思議となかった。
ソリッドの密度の高さっていうのが、こういう限界域で効いてくるんだろうな。竿が曲がりきっても、そこからさらに粘る余地がある感じ。
### 結局、何を求めるかなんだよな
このロッドを使ってみて思ったのは、ジギングロッドって結局、自分が何を優先するかで選ぶべきなんだなってこと。軽さやシャクリやすさを求めるなら、もっと他に選択肢はある。でも、大型のキハダが掛かったときの安心感、ファイト中の安定感を求めるなら、このフルソリッドっていう選択肢は悪くない。
駿河湾みたいに、いつチャンスが来るかわからない釣り場で、来たチャンスを確実にモノにしたいっていう気持ちがあるなら、こういう粘り強いロッドを一本持っておくのは理にかなってると思うんだよね。
派手さはないけど、仕事はきっちりこなす。そんなロッドでした。
※馬頭吉秀は架空の人物であり、このコンテンツは複数の信頼性の高い情報の分析、総合、判断に基づき作成されています。
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