フルソリ ティップラン FSTE-S60MLが輝くボートエギングタックル

- アングラー
- カテゴリー
- ボートエギング・ティップラン
- 対象魚
- アオリイカ
- 釣り場
- 富山湾 | 富山県
- ロッド
- フルソリ ティップラン FSTE-S60ML(メジャークラフト)
- リール
- レグザ LT3000(DAIWA)
- ライン
- PEレジンシェラー8 0.8号(山豊テグス)
- リーダー
- アバニ エギング ショックリーダー 3号(VARIVAS)
- ルアー
- スクイッドシーカー 4 レギュラー(バレーヒル),スクイッドシーカー 43 ヘビーメタル(バレーヒル)
- 価格帯
- ミドル
仮想インプレ
### 富山湾のディープティップランと新たな挑戦
秋の気配が深まり、富山湾のアオリイカがトップシーズンを迎えるこの時期は、アングラーにとって心躍るものです。特に船を潮任せに流すドテラ流しでのティップランは、その日、その時間の潮と風を読んでアオリイカを誘い出す、なんともテクニカルな釣り。私はこの奥深さに魅了され、今回もまた富山湾のディープエリアへと繰り出しました。狙いは、水深50メートルを超える深場に潜む良型のアオリイカ。そこで今回、主力ロッドとして試してみたのが、メジャークラフトの「フルソリ ティップラン FSTE-S60ML」でした。
### フルソリ ティップラン FSTE-S60MLの実力検証
このロッド、まず目を引くのがその名の通り「フルソリッド」である点ですよね。ティップランロッドはアタリを目で見て取るために、チューブラーよりもソリッドティップが一般的ですが、ブランクス全体がソリッドというのは珍しい部類に入ります。メーカーは水深50m以上のディープエリアや、重めのエギを使うシチュエーションを想定しているとのこと。まさに今回の富山湾での釣行にうってつけというわけです。
実際に海に出て、スクイッドシーカー43ヘビーメタルをセットし、水深50メートル近いポイントでドテラ流しを開始。フルソリッドの特性として、まず感じたのは「粘り」です。ロッド全体がしなやかに曲がるため、エギを力強くシャクリ上げても、その動きはチューブラーロッドと比べて非常にマイルドに伝わります。これはエギが暴れすぎず、不自然な姿勢になりにくいというメリットがある反面、しっかりエギを動かせているかどうかの手応えは少し希薄に感じるかもしれません。強くシャクリ込まないと「エギが動いていないのでは?」と思ってしまう瞬間が確かにありました。一日中この感覚でシャクリ続けるとなると、やはり体力は消耗するでしょうね。
しかし、このマイルドさが功を奏する場面もあります。例えば、潮流が速くエギがブレやすい状況下でも、ロッドがその衝撃を吸収してくれるため、エギの姿勢が安定しやすい印象を受けました。そして、ティップの感度ですが、ソリッド全体でアタリを取る特性上、チューブラーとは異なる感覚です。明確な「カツン!」というアタリよりも、「モゾッ」とした違和感や、ティップがゆっくりと押し込まれるようなアタリを捉えるのが得意だと感じました。水中の情報がロッド全体で伝えられる、と表現すれば良いでしょうか。深い水深でもラインの弛みに気を配り、ティップの動きを注視していれば、小さなアオリイカからのシグナルも見逃すことはありませんでした。また、山豊テグスのPEレジンシェラー8との組み合わせは、竿へのライン絡みやエアノットの発生をかなり抑えてくれる感覚があり、集中して釣りに臨めるのは大きな利点でしたね。
そして、キャストのしやすさや、イカを掛けてからのやり取りも問題ありませんでした。今回は小型のアオリイカが多かったため、その粘り強いバットパワーをフルに発揮する場面は少なかったのですが、キロアップクラスの大型イカが掛かっても、ロッド全体で受け止めてくれそうな安心感はありました。ただ、唯一気になったのは、このモデルがワンピースロッドであること。車での持ち運びや、船上で他のタックルとの干渉を考えると、2ピースモデルの利便性も捨てがたいと感じてしまうアングラーは少なくないでしょう。
### 総括と使いこなしのポイント
総合的に見て、メジャークラフトのフルソリッドティップラン FSTE-S60MLは、特定の状況下で真価を発揮するロッドだと言えます。特に、重いエギを使い、水深のあるエリアや潮流の速い場所を攻めるアングラーには、選択肢の一つになるでしょう。フルソリッドならではの粘りが、エギの安定性や独特のアタリの出方を生み出しますが、シャクリの好みや疲労感を考えると、アングラーを選ぶ特性も持ち合わせています。
今回の釣行では、小気味良いアオリイカのアタリを幾度となく感じさせてくれ、最終的には数杯をキャッチすることができました。ダイワのレグザLT3000のしっかりとした巻き心地も、ディープでのやり取りに安心感を与えてくれたことは間違いありません。このロッドを使いこなすには、その「粘り」を理解し、いかにエギにアクションを伝えるか、そしてソリッドならではのアタリの出方を読み解く経験が重要になってくるでしょう。自分のスタイルにフィットすれば、きっと良い相棒になってくれるはずです。是非一度、手に取ってその独特の使用感を体験してみてほしいですね。
PEレジンシェラー8 | 山豊テグス
PEレジンシェラー8は、真円に近い断面と滑らかな糸質の8ブレードで、適度な硬さを持つハード樹脂コーティングが施されています。この適度な硬さは、ロッドガイド部へのライン絡みを軽減し、エアノットを減少させる効果があります。また、撥水ワックス効果もあるため、ラインにまとわりつく水滴が落ちやすくなり、ベタ付きも軽減されます。さらに、PE特有の糸鳴り音を抑えるため、静寂な湖でのトラウトフィッシングに最適です。ラインカラーはどの水質にも馴染むライトブルーです。この商品は、スーパーPE100%で作られており、強度も高いです。ただし、結び方や使用方法に注意が必要です。レグザ | DAIWA
ダイワの新製品、タフリール「LEXA」は、高い操作性と耐久性を備えたスピニングリールです。ドライブギアにはタフデジギアを採用し、高剛性のアルミ素材を使用しています。また、AIRDRIVE DESIGNを採用することで、巻き出しの軽さと重量バランスが改善され、操作性が向上しました。さまざまな釣りのシーンで活躍できるこのリールは、特にショアジギングやシーバス、ロックフィッシュゲームなどのタフな環境での使用に適しています。さらに、防水構造や新しいドラグ発音機構も備えており、長期間の使用にも耐えます。全体として、タフな環境での使用を想定し、高い操作性と耐久性を備えたスピニングリールと言えます。