ロッドはヤマガブランクス,リールはダイワでバロール130を使うヒラスズキタックル【長崎鼻】

インプレ・メモ
今日もまた、長崎鼻の磯に立ってるわけだけどさ。指宿まで来た甲斐があるっていうもんよ、この波の感じ。うっすらと波気が残ってて、時折ドドンッと砕ける波が作るサラシが、ヒラスズキを夢中にさせるんだよな。いや、夢中になってるのは俺の方か(笑)。
#### バリスティック HIRA 107M TZ/NANO:磯ヒラを遊ぶ一本
今回の相棒は、ヤマガブランクスの「バリスティック HIRA 107M TZ/NANO」。もう生産終了しているモデルなんだけど、俺にとってはまだまだ現役の一本なんだよね。特に足場の動きやすい平磯での機動力を生かしたゲームには、こいつがしっくりくる。
まず感じるのは、その軽さとシャープさ。10.7フィートと決して短くないロッドなのに、構えた時の持ち重り感がほとんどない。これが、一日中キャストを繰り返す磯ヒラゲームでは本当に助かるんだ。振り抜きは「カッ」と音がするような感覚で、気持ちいいくらいにスパッとルアーが飛んでいく。今日の先発は「バロール130」と「空海スリム140」を交互に投げてみたんだけど、メーカーの言う「ライトラインや軽いウェイトのルアーをキャスト&操作しやすい」っていうのは確かに頷けるね。無理なく飛距離も稼げるし、向かい風の中でも思ったところにルアーを送り込めるのは、流石だなと。
特にサラシの奥や、波が複雑にぶつかる根の際なんかを狙う時、ルアーを「イレギュラーに操作できるテクニカルな一面」っていうのが活きてくるんだ。ティップからベリーにかけての適度な入り込みが、ルアーの挙動をダイレクトに手元に伝えてくれるから、意図的にヒラを誘う動きもつけやすい。もちろん、荒れた状況でラインが波に揉まれても、ロッドを立て気味にすれば水中のルアーをなんとかコントロールできる粘りもある。
そして、肝心のファイト。これがこのロッドの面白いところなんだよな。正直、ガチガチのパワーロッドではない。でも、「ランカークラスにも主導権を与えず、フック伸びとバラシを軽減し、スムーズなランディングへと導くブランク」っていう謳い文句は、あながち嘘じゃない。今日の釣行でも、サラシのど真ん中で「グンッ」と抑え込むようなバイトがあったんだけど、その瞬間にロッドが「フワッ」と懐深く曲がってくれたんだ。これは「ショートバイトもオートマチックに乗せる」っていう特性なんだろうね。魚が突っ込んでも、ロッド全体で受け止めてくれるから、ラインへの負担も少ないし、何より安心してやり取りができる。
磯際での攻防は、魚に主導権を握られたら一巻の終わり。根に張り付かれたり、ラインが擦れてしまったり。だから、ロッドを立てて、波のタイミングに合わせて寄せてくるのがセオリーなんだけど、この107Mは適度な柔らかさがありつつも、しっかりと魚をリフトするパワーを秘めている。硬すぎず、柔らかすぎず、まさに絶妙なバランスなんだ。
もちろん、磯ヒラゲームの全てをこの一本でカバーできるかと言われれば、もっとパワーのあるロッドや、レングスが必要な場面もあるかもしれない。だけど、足場が限られる長崎鼻のような場所で、機動力を生かしながら、繊細かつ大胆に攻めたいアングラーにとっては、このロッドは非常に高い満足感を与えてくれる一本だと思うね。剛と柔、そのバランスを高い次元で実現した、まさに「平磯のテクニカルゲーム」を具現化したようなロッドだ。
波打ち際で、今日のヒラスズキの顔を見ながら、しみじみとそう感じた、今日の釣行だったな。
※広岡龍平は架空の人物であり、このコンテンツは複数の信頼性の高い情報の分析、総合、判断に基づき作成されています。
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