バトルウィップ OR 72/Cを使用した最強イカメタルタックル

仮想インプレ
#### 響灘イカメタル釣行記〜渋い状況を乗り越えるタックルチョイス〜
夜焚きの響灘、今回もケンサキイカを求めての釣行です。4月中旬から秋にかけて盛り上がるケンサキイカですが、今回は少し活性が落ち着いたタイミングに当たってしまったようで、船中全体的にアタリが遠い、そんな状況でしたね。しかし、こういう渋い時にこそ、タックルの真価が問われるものです。今回は特定のタックルを実釣で使い込んでみましたので、その使用感を皆さんにお伝えしていきましょう。
#### バトルウィップ OR 72/C (ヤマガブランクス)のインプレッション
このバトルウィップ OR 72/Cは、本来オモリグでの25〜40号シンカーを扱うためのモデルなんですが、今回はあえてイカメタルゲームに持ち込んでみました。結論から言うと、このロッド、手感度においては素晴らしいものがあります。イカがスッテに触れる、あの「モタレ」や「押さえ込むようなアタリ」を、ティップからベリー、そしてバットへとロッド全体で感知できる感覚は、情報量が非常に多いと感じました。特に渋い状況では、わずかな違和感を捉えることが釣果に直結しますから、これは大きなアドバンテージです。一方で、イカメタルとしてはやはり若干オーバースペック気味で、軽量なメタルスッテを繊細に操るためのしなやかさという点では、物足りなさを感じる場面もありましたね。アンダーキャストでの飛距離は安定していますが、軽めのルアーでのキャストフィールはもう少し改善の余地があるかもしれません。
#### ネクサーブ C3000HG (SHIMANO)の使用感
ネクサーブ C3000HGは、シマノさんのエントリーモデルながら、堅実な作り込みはさすが、といった印象を受けます。AR-Cスプールの恩恵か、PEラインの放出はスムーズで、キャストトラブルはほぼ皆無でした。価格帯を考えると、これは高く評価できるポイントです。ただ、イカメタルは基本的に巻きの釣りであり、誘い上げたスッテを巻き落とす、という動作を繰り返しますから、HG特有の巻き始めのヌメっとした重さは、正直、長時間使い続けると手首に負担を感じてしまうかもしれません。特に小型のイカを相手にするには、もう少しギア比の低いモデルの方が、繊細な巻き感度を活かせるのではないか、と思ってしまうものです。しかし、50cmクラスのボラを難なく上げるドラグ性能の良さは、いざ大物が掛かった時に安心感を与えてくれるでしょう。
#### ソルトライン PE シーバス F4 0.8号 (TORAY)とFC ABSORBER Slim&Strong 4号 (よつあみ)の組み合わせ
TORAYのソルトライン PE シーバス F4 0.8号は、ライトグリーンカラーで夜焚きの集魚灯下でも視認性が良く、ラインメンディングのしやすさは良好でした。表面の滑り性能のおかげか、ガイドとの摩擦抵抗も少なく、キャスト時に抵抗を感じることはありません。高強度を謳うだけあって、今回のケンサキイカとのファイトでは全く不安を感じることはありませんでしたね。ただ、ネット上の評判で「色落ちが半端ない」「エアノットができやすい」という意見も見られますが、今回の短期間の釣行ではそこまで顕著な色落ちは確認できず、またエアノットも発生しませんでした。使用頻度や扱い方で差が出るのかもしれません。リーダーには、よつあみのFC ABSORBER Slim&Strong 4号を合わせました。フロロカーボンとしてはスリムでしなやか、そして強度も十分。ノットもしっかり組め、結束部の強度も安定していましたね。外道としてサワラやフグが回遊することもある響灘では、予備のリーダーは必須ですが、この組み合わせなら安心してファイトに臨めると思いますよ。
#### ビッグアイ・メタル (メジャークラフト)とクリスタルウルトラ 布巻 Y2 (DUEL)
今回の渋い状況を打開するキーとなったのが、この二つのルアーのローテーションでした。まず、メジャークラフトのビッグアイ・メタルは、「ネオグロー」というナチュラルな発光が特徴です。通常の夜光カラーにスレたイカに対し、パープルやレッドの波長が効いたのか、明確なアタリを連発させてくれました。特に、タナを変えながらショートジャークで誘い、フォールで食わせるパターンが効果的でしたね。水深30〜50mのレンジで、素早い着底と安定したアクションは、イカメタルに求められる基本性能をしっかり押さえていると感じました。
そして、DUELのクリスタルウルトラ 布巻 Y2は、その名の通りボディの輝きと特殊布の鮮やかな発色が魅力の浮きスッテです。夜焚きの集魚灯に煌めくボディは、まさに小魚そのもの、といった視覚アピールでイカを誘います。上部の空気室による背中を上にした姿勢の安定性も素晴らしく、不自然な回転がほとんどありませんでした。この安定した姿勢が、イカに警戒心を与えにくいのでしょうね。大型狙いの際には、エサ巻きスッテも効果的ですが、今回はこの布巻スッテだけでも十分なアピール力を発揮してくれました。活性が低い時でも、この二つの特性を活かしたローテーションで、ポツリポツリとイカを拾っていくことができましたよ。
ビッグアイ・メタル | メジャークラフト
「ビッグアイ」シリーズは、薗田隆次氏によってデザインされた大きなバイトマーカーを搭載したルアーで、ボディには大きな目玉が付いています。ボディが発光し、漁火のように光り輝くため、夜の釣りでもはっきりとシルエットが目立ちます。また、新しい波長の夜光「ネオグロー」を使用しており、ナチュラルなアピール力と耐久性を備えています。さまざまなカラーも展開されており、ボディカラーを使い分けることで釣果向上が期待できます。ネクサーブ | SHIMANO
シマノのエントリーモデル「ネクサーブ」は、初めて釣りをする人でも安心して使用できるモデルです。AR-Cスプールの搭載により、ラインの放出がスムーズになり、遠投性能が向上しました。海水でも使えるため、釣り場を選びません。また、お求めやすい価格でありながら、ブラックを基調としたブルーメッキのデザインも魅力です。さらに、重心が手元に近づく機能を備えたフリーボディスプールや、整流効果を持つAR-Cスプールも特徴的です。様々なモデルがあり、価格や性能に違いがあります。