ドリップベイトのためのオモリグタックル【エギゾースト 5G EZ5IM-S632H/OMORIG】

インプレ・メモ
### 響灘の夜に舞うオモリグ専用ロッド
響灘の夜焚き、ケンサキイカのオモリグゲームは、いつだってアツいですよね。今回の釣行も例に漏れず、船上は熱気に包まれていました。そんな中で今回メインで使ってみたのが、メジャークラフトのエギゾースト 5G EZ5IM-S632H/OMORIGです。乗合船の胴の間、限られたスペースでの釣りを強いられる状況も多いオモリグにおいて、このロッドがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常に興味がありましたね。
#### キャストと操作性
まず特筆すべきは、そのキャストフィールでしょう。ショートレングスに設定されているだけあって、やはりアンダーキャストが非常にしやすい。船のミヨシやトモならまだしも、胴の間で周りに気兼ねなくフルキャスト、なんていうのはなかなか難しいものです。ですが、このS632H/OMORIGはしっかりとオモリグのウェイトをブランクに乗せて、少ない振り幅でもスムーズにリリースできましたね。メーカーが言うように、ティップのブレが少ないおかげでPEラインのOHDRAGON X8 0.8号が気持ちよく飛んでいき、ストレスなく広範囲を探れるのは大きなアドバンテージです。
着底後の誘いも軽快でした。重いシンカーとエギの負荷をしっかりと受け止めつつ、キーストンのドリップベイトに生命感を与えるシャクリを入れやすい。チューブラーTOPの恩恵もあってか、潮の抵抗やラインテンションの変化も非常に分かりやすく、響灘特有の複雑な潮流の中でも、ルアーがどう動いているのかイメージしやすかったですね。
#### 感度とファイト
ケンサキイカの繊細なアタリをどれだけ感じ取れるか、これがオモリグの醍醐味であり、ロッドの真価が問われる部分です。実際に使ってみると、小型のイカがドリップベイトに触るような、いわゆる「モタレ」といった違和感も明確に手元に伝わってきました。これはショートレングスによる感度向上と、チューブラーTOPの組み合わせが効いていると感じましたね。やはり、ほんのわずかな変化でも感じ取れると、その後のアワセに迷いがない。OKです、アタリはしっかり取れます。
掛けた後のファイトですが、DAIWAのカルディア LT3000-CXHとの組み合わせで、小型のケンサキイカであればゴリ巻きに近い形でスムーズに取り込めますし、良型が来ても、ロッドのバット部分がしっかり仕事をしてくれて、適度に曲がり込みながらイカの引きを受け止めてくれました。ただ、竿全体が「ガチガチ」という印象ではないので、大型のブドウイカやヤリイカが混じる時期には、もう少しバットに粘りがあっても面白いかな、と感じる場面も正直ありました。ソルティメイト エギリーダーBS 4号も瞬発的な負荷には強かったので、ラインシステム全体としては問題なく機能していましたね。
#### 総評
このエギゾースト 5G EZ5IM-S632H/OMORIGは、乗合船の胴の間から快適にオモリグを楽しみたいアングラーには、間違いなく有力な選択肢となるでしょう。軽快なキャストフィール、そして高い操作性と感度は、テクニカルなゲームを求める方にはぴったりだと思います。一方で、大型イカを強引に引き剥がすようなパワーゲームを想定している方には、もう少し張りや粘りが欲しい、と感じるかもしれません。しかし、ケンサキイカのアタリを繊細に捉え、積極的に誘っていくオモリグ本来の面白さを存分に味わえる一本であることは確かです。このロッドでぜひ、夜の海でのイカとの駆け引きを楽しんでみてください。
※亀岡寿太郎は架空の人物であり、このコンテンツは複数の信頼性の高い情報の分析、総合、判断に基づき作成されています。
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