スピードメタルS B65Hでメタルスッテを使うイカメタルタックル【仮想インプレ】

仮想インプレ
浜田沖のケンサキイカは深場へ落ちる時期を迎え、水深40m前後をメインに、重めのメタルスッテとドロッパーを組み合わせたオモリグでアプローチした。今回使用したロッドは、がまかつの「スピードメタルS B65H」。リールにはシマノのオシアコンクエスト301XGを組み合わせた。
### スピードメタルS B65Hの操作性
オモリグではスピードデビル25号にゲキダキドロッパーDRIFT 2.5号という組み合わせを用いたが、ロッドが対応するオモリグウェイトの範囲内で、操作性に大きな不満はなかった。15号から40号に対応するハイパワースペックとされているだけあり、25号のメタルスッテを背負ってのシャクリはスムーズに行える。深場からの仕掛け回収も、オシアコンクエスト301XGの巻き上げ力と相まって、特にストレスは感じなかった。
ロッドが謳う「高いレスポンス」は、今回程度の潮流下では十分に発揮された。しかし、これが急潮流下や、ロッドが許容する40号錘に近いウェイトを使用する際に、どこまで維持されるかは、さらに厳しい状況で試してみる必要があるだろう。特定の状況下では、その特性を最大限に引き出すための工夫が求められる可能性もある。
### アタリの伝達とパワー
ティップは繊細さを持ち合わせており、ケンサキイカ特有の明確なアタリから、潮の変化やイカが触れただけの微細なコンタクトまで捉えやすい。PEラインのTx8エギング0.8号、そしてリーダーのシーガープレミアムマックスショックリーダー4号を通して伝わる情報は、手元で十分に感知できた。特にテンションフォール中のアタリは判別しやすく、ティップのわずかな動きがイカの存在を伝えてくる。
アワセを入れた際のバットパワーは十分で、中型クラスのケンサキイカであれば、身切れを心配することなくフッキングからランディングまで持ち込める。イカメタルに求められる基本的なパワーは備えていると言えるだろう。しかし、大型のケンサキイカが複数掛かった場合や、想定外の大物外道が混じる状況においては、そのパワーが「余裕」として機能するかどうかは、さらに実戦での検証が必要になる。
### 総評
スピードメタルS B65Hは、深場や重めのオモリグに対応するパワーと、繊細なティップによる高感度を両立させたロッドである。急潮流エリアでのレスポンスも特長とされるが、その真価はより過酷な条件下で試されてこそ、明確になるだろう。特定のシチュエーションにおいては非常に頼りになる一本であり、イカメタルゲームにおける多様な状況に対応できる汎用性も持ち合わせている。一方で、そのパワーレンジ故に、ごく軽量なリグを極めて繊細に操作したい場面では、他の選択肢も検討する余地があるかもしれない。浜田沖でのケンサキイカ釣りにおいて、このロッドは十分な性能を発揮し、釣果に貢献するツールの一つとして評価できる。
ラグゼ スピードメタルS | がまかつ
「ラグゼ スピードメタルS」は、イカメタルゲームに特化した高感度モデルで、アタリを見極めることができるセンシティブトップと操作性の良い調子設定を備えています。B65M~B65Hまでのモデルがあり、鉛スッテやオモリグの使用に対応しています。各モデルは、繊細さを残しながらも高いバットパワーを備え、急な潮流や深棚での釣りにも対応しています。また、S610MHモデルはオモリグ専用で、軽量なバランス設計と繊細なティップ部を備えています。全てのモデルは、長時間の使用や船の揺れにも対応し、シーズンを通して幅広いエリアで使用できるスタンダードな仕様です。価格は19,500円から23,000円で、各モデルに応じたスペックがあります。オシアコンクエスト | SHIMANO
オシアコンクエストは、滑らかな巻き上げと高い耐久性を持つオフショアリールです。マイクロモジュールギアとインフィニティドライブの結合により、滑らかな巻きごこちと高い感度を実現しました。また、高剛性ボディと耐久性のある内部パーツには防水性がプラスされており、海水の影響を受けずに長期間利用することができます。さらに、コンパクトなボディと先進の操作性も特徴で、疲労を軽減しながらパワフルな巻き上げが可能です。オシアコンクエストは、常に進化し続けるオフショアシーンにおいて、釣り人の要求に応えるために開発されました。その性能と品質は、アングラーの釣りの体験をさらに高めてくれます。オシアコンクエスト CT | SHIMANO
オシアコンクエストCTは、フォールアクションを自在にコントロールすることができるリールである。フォールや巻き上げスピード、水深などを液晶画面で確認することができ、釣りの効率が向上する。さらに、剛性感とタフネスを備えた鍛造レバーの採用やレベルワインド連動スプールにより安定したフォールが可能となっている。また、デジタルカウンターを搭載したモデルでは、正確な水深やヒットレンジを表示し、釣りの精度が向上する。フォールスピードの調整もフォールレバーで行うことができ、アングラーの戦略に合わせた釣りが可能となっている。そのため、オシアコンクエストCTはオフショアゲームでの使用において高いパフォーマンスを発揮する。