ハードコア X8 0.8号とソルティメイト エギリーダーFCハード 3号を使用したイカメタルタックル【エメラルダス EX イカメタル OR63MLB-SMT】

仮想インプレ
### 響灘の夜、オモリグ対応ロッドの実力
響灘でケンサキイカを狙う夜って、なんていうか独特の緊張感があるんよな。集魚灯の光が海面を照らして、その下に群れるイカの気配を感じながら、30号クラスの鉛スッテを落としていく。今回はエメラルダス EX イカメタル OR63MLB-SMTを持ち込んだんだけど、これがオモリグ対応を謳ってるだけあって、なかなか面白いロッドだった。
### 6.3フィートという絶妙な長さ
まず持った瞬間に感じるのが軽さ。6.3フィートっていう短めの設定が効いてるんだろうな。イカメタルって基本的に手持ちで誘い続ける釣りだから、この軽さは長時間の釣行でじわじわ効いてくる。バルケッタBB 151DH-HGと組み合わせても全体のバランスが崩れないっていうのは、地味だけど重要なポイントだと思う。
リアグリップが長めに設計されてるから、脇に挟んで固定しやすいんだよね。30号の鉛スッテ四ツ目を使ってたんだけど、この重量でも操作性が損なわれない。むしろ、しっかりホールドできるから、微妙な誘いのニュアンスが出しやすかった。
### SMTティップの感度と向こう合わせ
このロッドの特徴はなんといってもSMT、つまりメタルトップを搭載してる点。口コミで「想像より柔らかい」って書いてる人がいたけど、これ、実際に使ってみるとよくわかる。ティップ自体は鋭敏なんだけど、全体的にはしなやかで、イカが抱いたときに弾きにくいんだよな。
響灘のケンサキイカって、活性が高いときはガツンと来るんだけど、渋いときは本当に微妙なアタリしか出ない。ハードコア X8の0.8号を通して伝わってくる情報を、このティップがちゃんと増幅してくれる感じ。「向こう合わせで乗る」っていう表現が口コミにあったけど、まさにそういう釣り方が合ってる。
### 張りと柔らかさの同居
面白いのが、ティップは柔らかいのにベリーからバットにかけては結構張りがあるってこと。これがオモリグ対応の所以なんだろうけど、重いシンカーを操作するときの安定感と、イカが抱いたときの追従性が両立してる。ウルトラスッテ レーザーみたいな浮きスッテを組み合わせた仕掛けでも、全体の動きがイメージしやすかった。
ソルティメイト エギリーダーFCハードの3号を結んでたんだけど、根ズレに強い硬めのリーダーでも、ロッド全体の柔軟性が吸収してくれるから、ラインブレイクの心配は少なかった。まあ、このリーダー自体の評価は賛否あるみたいだけど。
### 疲れ知らずの実釣性能
結局、この日は数時間粘って、それなりの数のケンサキイカを手にすることができた。途中、サワラに仕掛けを切られたりもしたけど、ロッド自体のストレスは最後まで感じなかったな。「疲れ知らず」っていうメーカーの謳い文句は、決して大げさじゃないと思う。
口コミで「焦らして乗せるような釣りが好きな方に」って書いてる人がいたけど、これは的を射てる。ガンガン掛けていくアグレッシブなスタイルより、イカのタイミングを待って、じっくり乗せていく釣りに向いてる。響灘みたいに、かかりイカと流しイカで状況が変わる場所では、この懐の深さが活きるんじゃないかな。
### 総評として
30号クラスの重量リグを扱えて、なおかつ繊細なアタリも取れる。この二律背反を、6.3フィートという短めのレングスとSMTティップで解決してるっていうのが、このロッドの個性なんだろうな。万人受けするかどうかはわからないけど、オモリグやヘビーなイカメタルをやる人には、選択肢として十分ありだと思う。
エメラルダス EX BOAT | DAIWA
エメラルダス EX イカメタル | DAIWA