泥棒スッテを活用するイカメタルタックル【仮想インプレ】

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### 三国沖イカメタル釣行記「エギゾースト EZ7IM-B64M+ct」の実力
福井県三国沖。ここ数年、大型のケンサキイカが狙えるフィールドとして、アングラーからの注目度も格段に上がっていますよね。外洋に面しているため潮流が速く、ボトム中心の釣りとなる特性は、使用するタックルにも繊細さとパワーの両方を要求してくるものです。特に、大剣クラスのアタリは小さく、サバの猛攻をかいくぐってでも、その微細な信号を捉えるための柔らかい穂先は必須とされています。今回、そんな三国沖のケンサキイカ狙いで、メジャークラフトのエギゾースト 7G イカメタル EZ7IM-B64M+ctをじっくりと使い込んでみました。
#### 直感トップが切り開く微細アタリの世界
このロッドの最大の特徴は、やはり「直感トップ」と称される超高感度カーボンソリッドでありながら、まるでグラスソリッドのような柔軟さを持つ穂先ではないでしょうか。メーカーの説明にもあるように、先端の10cmで現れる細かなアタリと、その少し下の中間部30cmで出る比較的わかりやすいアタリを同時に「俯瞰して見る」という感覚は、実際に使ってみて納得できました。三国沖特有の、ごくわずかなラインのモタレや、スッテが着底した後の潮圧の変化による「違和感」とも言えるレベルのアタリを、その柔軟な穂先が吸収することなく表現してくれる。これは実に秀逸な設計だと感じましたね。
水深50mほどのポイントで、メインのメタルスッテはジークラックの泥棒スッテ20号を基軸に、状況によっては30号まで使用しました。潮流が速い中でも、ジークラックの鯵助60mmをドロッパーにセットし、リールにはテイルウォークのセイレンスBM 100HG-DH、そしてPEラインにはシマノのタナトル8 0.8号という組み合わせで、水中の状況がクリアに伝わってきます。このロッドの柔軟な穂先は、ラインから伝わる微細な情報を増幅させてくれるかのような感覚で、視覚的な情報と相まって、まさに「直感」的にイカの気配を察知させてくれるのです。PEラインの伸びの少なさも相まって、これまでのイカメタルの常識を少し覆されるような、新しいアタリの取り方を体験できるかもしれません。
#### テクニカルモデルとしての操作性と懐の深さ
EZ7IM-B64M+ctはテクニカルモデルと位置づけられていますね。イカの活性が高い時や、浅場で積極的に誘っていく場面での出番を想定しているとのこと。今回の釣行では、シーズン初期で大型が狙える時期ではあったものの、活性は必ずしも爆発的というわけではありませんでした。むしろ、ロングステイでじっくりと食わせる間を与えたり、ショートピッチのシェイクで誘った後に、ピタッと止める「食わせの間」が特に重要となる状況でしたね。
そんな中で、このロッドの軽量ブランクスと、一体感のある富士工業「技徳」のリールシート、そして握りやすいEVAグリップは、長時間の誘いでも手首への負担が少なく、アングラーの集中力を維持させてくれると感じました。特に誘った後、スッテを潮流に乗せながらテンションを張らず緩めずでステイさせる「テンションフォール」のような誘いでは、穂先の柔軟さが活きてきます。重めのスッテを使用する中でも、過剰にティップが入り込みすぎることなく、的確にアクションを伝えられている感覚はありました。
フッキング後の大剣とのやり取りでは、正直なところ「もう少しバットにパワーがあっても良いかな?」と思う場面も、ないわけではありませんでした。しかし、ドラグ設定をしっかり行っていれば、ロッド全体で受け止める懐の深さも持ち合わせており、決してパワー不足という印象ではありません。サバの猛攻に遭って、掛かったイカをタイやエソから奪われる前に「早巻き」で回収するような場面では、リールのハイギアと合わせて、ロッドのバットでしっかり引き寄せる感覚は得られましたね。
#### 繊細なアタリを追い求めるアングラーへ
総合的に見ると、エギゾースト 7G イカメタル EZ7IM-B64M+ctは、三国沖のように「アタリが小さい」と言われるフィールドで、特にその真価を発揮する一本だと感じました。メーカーが謳う「直感トップ」は伊達ではなく、微細なアタリを積極的に拾い、釣果に結びつけたいアングラーには、ぜひ一度使ってみてほしいですね。
もちろん、潮流がさらに速く、ヘビーなスッテでのディープ攻略がメインとなるような状況では、もう少し強靭なモデルの方がストレスなく扱えるかもしれません。しかし、イカの活性が上がり、繊細な誘いが釣果を左右するようなシチュエーションでは、このロッドが持つ情報伝達能力と操作性は、大きなアドバンテージとなるでしょう。自分の釣りのスタイルや、よく訪れるフィールドの特性と照らし合わせて、このテクニカルモデルがあなたのイカメタルゲームにどうフィットするか、一度試してみてはいかがでしょうか。
タナトル 8 サーベルマスター | SHIMANO
タナトル8 サーベルマスターは、タチウオ釣りにおいて増加しているサバフグによるラインの切れを防ぐために開発されたPEラインです。このラインは密編み構造により滑らかでクッション性に優れており、色抜け耐久性もあります。また、タチウオ人気フィールドの潮色に馴染むライムグリーンの単色となっており、サバフグに見えにくくする工夫がされています。さらに、超高強力ポリエチレン繊維IZANAS®を使用しており、使いやすさと耐久性を追求しています。ラインナップには異なる長さや号数のものがあります。タナトル 8 | SHIMANO
「タナトル 8」はシマノの釣り道具の一つであり、1mと5mが分かりやすく、棚取りがしやすいカラーパターンが特徴です。この製品はコストパフォーマンスが非常に高く、使い勝手も良いと評価されています。また、超高強力ポリエチレン繊維であるIZANAS®が使用されており、質感も良く、扱いやすいです。この製品にはさまざまなサイズとカラーがあり、価格も2,270円から7,300円(税別)と幅広く展開されています。船道釣りにおいて重要な役割を果たすタナトル 8は、高感度と強力さを兼ね備えた製品です。セイレンス | テイルウォーク
SEIRENS(セイレンス)は、オフショアライトゲームに特化したベイトキャスティングリール。そのテーマは「モアライト、モアコンパクト。」であり、ターゲットに応じたシルキーでトルクフルな巻き心地を提供することが特徴。コンパクト&ライトウェイトな設計で、操作性やフッキングレスポンスの向上に貢献し、500〜1500g範囲のドラグテンション幅を調節可能。さらに、アルミニウムのセンターフレームや強化カーボンマテリアルのサイドカバーなどを採用し、耐久性と軽さを両立させている。快適な釣りを実現するため、各種機能も搭載しており、ハンドル最大巻上量73㎝、DRAG MAX 7㎏、クリック&脱落防止機能付きメカニカルノブなどが備わっている。