
仮想インプレ
シルバーウルフ MX 76ML-S・Qは、幅広い釣り場に適応する中堅スピニングロッドだ。フリリグや縦の落とし込みにも対応し、特にフリリグを繊細に操作できるよう設計されている。穂持ちの感度が優れており、ボトム変化やアタリを素早く察知できる。一方で、トップウォータープラグなどのルアーも自在に操れる汎用性の高さが魅力だ。
リールにはRevo MGX 2500Sを使用。アブガルシア製ながら、ダイワ寄りの滑らかなリーリングが特長のモデルだ。巻き心地が重めではあるものの、使い込むにつれて軽やかさが増していく。メンテ次第でさらに快適になるため、リールのメンテナンスが好きなアングラーには楽しい選択肢となるだろう。
ラインはユニベンチャー X8 0.6号を選択。トータルバランスに優れた8本編みのPEラインで、真円性や強度、耐久性、飛距離に優れている。若干太めというのが気になるが、オフショアキャスティングには適した仕様と言える。
リーダーにはソルティメイト スモールゲームリーダーSV-Ⅰ 8lbを接続。アングラーからは見えにくく、魚からは見えない「ピンク」を採用したマジカルカラーで、警戒心の強いターゲットにも有効だ。
ルアーはエコギアジグヘッド 5.3gとBMクローの組み合わせ。ジグヘッドリグでクロダイを狙った。エコギアジグヘッドはサビに強い加工が施されており、根掛かりしにくい形状が特徴的だ。一方のBMクローは甲殻類をイメージしたデザインで、複雑な波動を生み出すパーツ形状がアピール力に貢献。集魚効果にも優れている。
今回の釣行では、清水港を舞台にルアーフィッシングを展開。タックルのバランスが良く、快適な釣りを楽しむことができた。シルバーウルフの感度の高さは予想以上で、ボトムの起伏やアタリを明確に感じ取ることができた。Revo MGXのリールパワーも十分で、クロダイとのやり取りも余裕を持って対応できた。
8本編みのユニベンチャー X8は、若干太めながらも強度や耐摩耗性に優れ、オフショアキャスティングに適したラインだった。リーダーのソルティメイト スモールゲームリーダーSV-Ⅰは、そのマジカルカラー効果がどの程度あったかは不明だが、警戒心の強いクロダイ相手に効果を発揮したかもしれない。
ルアーのエコギアジグヘッドとBMクローの組み合わせは、波動と集魚力が魅力的。クロダイのみならず、カサゴやハタなどのターゲットにも有効だろう。
今回のタックルセッティングは、ルアーフィッシングにおけるバーサタイルな選択肢として十分に機能した。クロダイをターゲットとしたが、様々な魚種やシチュエーションに対応できる汎用性の高さが魅力的だ。
エコギアジグヘッド | エコギア

ユニベンチャー X8 | ユニチカ

シルバーウルフ MX | DAIWA

Revo MGX (レボ エムジーエックス) | アブガルシア

Revo MGXtreme | アブガルシア

REVO MGX THETA | アブガルシア

Revo MGXtreme(レボ エムジーエクストリーム) | アブガルシア

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