
仮想インプレ
本日は本牧沖での釣行を振り返りながら、使用したタックルについてインプレッションを述べていきます。今回のタックルは、DAIWAの「ラテオ BS 66XHB・W」、同じくDAIWAの「タトゥーラ TW 400H」、そしてルアーにはイマカツの「スラムドッグモンスター SW 180」とimaの「エアラコブラ 160」を使用しました。
まずロッドのラテオ BS 66XHB・Wについて。確かに、100gを超える大型ルアーを扱うために設計されたこのロッドは、そのパワーと操作性が特筆すべき点です。しかし、正直なところ、もう少ししなやかさが欲しいと感じました。ビッグベイトを扱うにはパワーが必要ですが、その分繊細なアクションを求めるシーンでは、本ロッドの硬さが気になることがありました。特に、フッキングの際に魚の口切れを防ぐための柔軟性が、もう少し欲しいところです。ノリの良さはあるものの、スピーディーにキャッチアップをするのが難しいシーンもありました。
続いてリールのタトゥーラ TW 400Hについて。こちらは中程度の価格帯ということもあり、それに見合った性能が期待できるリールです。「HYPERDRIVEDESIGN」に基づく初期性能が長く続く設計ということで、実際のキャストフィールは滑らかで、使い心地は良好でした。しかし、巻き取りの感触にもう少しリニア感が欲しかったという印象もあり、特にゴンとくる大きな魚とのやり取りの際、少し物足りなさを感じました。耐久性が高いと聞いていますが、持ち重り感を感じる場面も多く、特に長時間の使用では疲労が蓄積するというデメリットも。
使用したルアーでは、スラムドッグモンスター SW 180とエアラコブラ 160のアプローチが異なりますが、どちらも大型のベイトフィッシュを意識しているルアーです。スラムドッグモンスターは、確かに存在感があり、シーバスがバイトしやすいサイズ感だと思います。ただ、飛距離に関してはもう少し良い面があれば、さらに使いやすくなったのではないかと。特に、風が強い日はその飛行性能に少し不安を覚えました。
エアラコブラは、水面でのアクションに特化したルアーで、ボイル打ちに重宝しますが、意外とレンジが下がったシーバスを誘うのが難しいと感じることがありました。3種のアピールがあるものの、オーバーアクションではシーバスを警戒させてしまう恐れもあるため、その点が少し難点です。
総じて、全体としては悪くはないのですが、もう少し緻密さがほしいというのが正直な感想です。特に大型ルアーとシーバスとのやり取りでは、もっと一体感のあるタックルが求められると感じました。これから冬に向かう中で、次回の釣行ではより効果的なアプローチを模索していきたいと思います。しいて申し上げれば、タックル全体のシナジーを高めるために、今後の更新や調整に期待したいところです。
スラムドッグモンスター | イマカツ

AIRACOBRA 160 | ima

ユニベンチャー X8 | ユニチカ

タトゥーラ TW | DAIWA

タトゥーラ TW 80 | DAIWA

タトゥーラ SV TW | DAIWA

タトゥーラ | DAIWA

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