仮想インプレ
葛西臨海公園でシーバス狙いの釣りを楽しんできました。今回のタックルは、ロッドにジャンプライズのツーリミット89マルチ、リールにシマノのセフィアSS C3000S、ラインにSUNLINEのSIGLON PE×8 1号、リーダーにラパラのラッププレミアムショックリーダー20lb、ルアーにはマルジンのUKベイト21とラッキークラフトのシースイムアンチョビ80を使用しました。
まず、ロッドのツーリミット89マルチですが、その軽量感には驚かされました。151gという軽さながら、パワーファイトを追求した設計はさすがです。しかし、レングスが短いため、接近戦での操作性は良好でしたが、遠投性能についてはやや期待外れ。特に風のある日に飛距離が求められる場面では、77gのリグを使用すると、もう少しと感じることがありました。それでも、バネのような安定感があり、主導権を持ったファイトは心強く、大型魚を相手にする際の安心感があります。
続いて、リールのセフィアSS C3000Sですが、デザインは申し分なくカッコいい。ただ、ダブルハンドルのハンドルノブは少々不満。プラスチックの部品が噛み合っておらず、操作感が悪い。これは、セフィアシリーズにとっては致命的。ハンドルノブを交換するか、別途ベアリングを用意する必要があるでしょう。それさえクリアになれば、非常に使いやすいリールだと思います。
ラインにはSIGLON PE×8を選びました。8本組の真円構造は素晴らしく、ガイドの抵抗が少なくスムーズなキャストが可能で、実際の使用感も良好。しかし、やはり耐摩耗性については、少々懸念が残るため、根ズレがあるポイントでの使用には注意が必要です。
リーダーには拉パラのラッププレミアムショックリーダーを使用しましたが、水馴染みが良く扱いやすい点は好印象。しかし、少し摩擦に弱いかと感じる場面もあり、引っかかる状況では不安があります。リーダーの耐久性がもう少し向上すれば、満点。
ルアーに関しては、UKベイト21は非常に高いアピール力を発揮しました。タダ巻きで広範囲を攻められるため、根掛かりを恐れずに使えます。爆釣が噂されるだけのことはあり、アクション、飛距離ともに文句なし。特に海での青物釣りにも対応できるサイズ感が魅力です。ただ、フックの強度について一部のユーザーから不安の声も聞かれるため、必要に応じてフックの交換を考えた方が良いかもしれません。
一方、シースイムアンチョビ80は、ブレードの回転で発生するエフェクトが効果的で、ハイスピードリトリーブにも問題なく使えます。ただ、フック位置のころも大事な要素。このリグでは、ミスバイトを軽減する点は実体験でも確かめられたので、これからのデイゲームで活躍が期待できます。
総じて、全体のタックルはまとまっており、特にUKベイト21のパフォーマンスには満足できました。限界を感じる部分もありますが、今後のセッティングや道具選びでカバーしていきたいと思います。次回は、さらに充実した釣行にするための工夫を凝らしながら、悪戦苦闘したいところです。
シーバスタックルガイド
SIGLON PE×8 | SUNLINE
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