仮想インプレ
大阪湾でシーバスを求めて奮闘。しかし,フィードシャロー 128Fは期待外れだった。かつてはシーバスアングラーに絶賛されたこのルアーも,もはや時代遅れ。飛距離が足りず,他のルアーに押されてしまった感は否めない。加えて,アイの不良品問題にも悩まされ,使い勝手の悪さに拍車がかかった。
対照的に,ザブラ システムミノー 139F アビレは期待通り,いやそれ以上の活躍を見せた。さすがは長年愛され続けている名作ルアーだ。驚くべき汎用性で,シーバスだけでなくさまざまな魚種をターゲットにできる。
ロッドのアウトバック NS705MLは,バーサタイル性という触れ込みだったが,実際にはパワーが過剰で,シーバス釣りの繊細さに欠けていた。リフトの際の操作感も鈍く,思い通りにルアーを操れなかった。
リールのレガリス LT4000-CXHも,巻き心地の滑らかさに当初は期待したが,数回の釣行ですぐにザラつきが出てきて興醒めした。長く快適に使用するには,やはりもう少し高価なリールを選ぶべきだった。
ラインのOHDRAGON X8は,強靭性は申し分なかったが,しなやかさに欠け,キャスト時に穂先から跳ねる癖があった。このせいで飛距離が伸びず,ポイントを狙い撃ちするのが難しくなった。
リーダーのビッグ フロロカーボンは,特に目立った特徴のないごく普通のライン。価格と性能のバランスは取れていたが,特別な魅力は感じられなかった。
全体として,今回の釣行はルアーとラインの選択ミスが響き,満足のいく結果を得ることができなかった。今後は道具選びをより慎重に行い,より快適で成果の出る釣りを目指したい。
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