仮想インプレ
今回,鹿児島県の錦江湾での釣りに使用したタックルは,アブガルシアの「ソルティーステージ プロトタイプ ボートキャスティング XBCC-732MML」と「REVO BIGSHOOTER COMPACT 7-L」,そしてルアーにはメガバスの「ビラン 70」とAPIAの「ドーバー 99F」を選びました。それぞれのタックルやルアーの特性を活かし,シーバスをターゲットにして釣りを楽しみました。
まず,ロッドの「ソルティーステージ プロトタイプ ボートキャスティング XBCC-732MML」は,MパワーのバットとMLパワーのティップを持つ仕様で,湾内ゲームに十分なパワーを発揮します。このバランスにより,ボートからの釣りでの魚の大型化にも対応でき,扱いやすさを感じました。様々なウェイトのルアーも投げやすく,シーバスを探る際のロッド操作も軽快でストレスを感じることはありませんでした。しなやかなティップがバイトを弾くこともなく,魚の取り込みにも寄与しました。
次に,リールである「REVO BIGSHOOTER COMPACT 7-L」は,そのコンパクトなサイズにも関わらず頑強な作りで,しっかりとした巻き心地を提供してくれました。特にアブガルシアの特徴であるソルトシールドピニオンBBにより,錆や塩ガミに強いことは大きなポイントです。フレッシュウォーターだけでなく,ソルトウォーターでの使用においても安心感があります。ライバルのシマノと比較すると,アブガルシアは少し柔らかい感触ですが,自分にはこの扱いやすさがベストマッチであり,ストリッピング時の操作性の良さに感心しました。
使用したルアーの中でビラン 70は,特に浮き上がりにくく,レンジキープ力に優れた機能が印象的でした。近年のソルトバイブでは見られない,フィンによる整流効果が非常に良く,フォール時の動きも自然でベイトフィッシュそのものを模したような動き。それに加え,糸絡みトラブルも軽減されているため,安心して投げられました。また,スイミングシルエットが水平に近づいているため,魚の視覚に訴えかけるようにナチュラルにアピールでき,より多くのバイトを得られる実感がありました。
もう一方のルアーであるドーバー 99Fは,フローティングミノーとしての特性を活かし,100mm以下のサイズにおいてトップクラスの飛距離を誇る使いやすいラップルです。ウォブンロールアクション性の高いドーバーは,穏やかな水面でも大きなサーチ効果を発揮し,フィールドにおける使用頻度の高さが特徴的。特に,スレたシーバスを狙う釣り場での使用に向いていると感じました。
全体を通じて,今回のタックルは非常にバランスが良く,シーバスを狙う際に必要な条件を十分に満たしていました。特にボートからの釣りにおいて,ルアーの性能とタックルの性能が噛み合ったことで,楽しい釣行となりました。船上から自由に狙えることもあって,非常に有意義な時間を過ごせました。そのため,今回のタックルの組み合わせは特に他の釣り場でも試してみたいと強く思わせるものでした。
DOVER99S | APIA
DOVER99F | APIA
BIRAN 70 | メガバス
ピットブル 8+ | SHIMANO
Salty Stage Prototype | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Ajing | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Baitfinesse | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Super Light Shore Jigging | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Jigging | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Tuna | アブガルシア
SaltyStage KR-X Prototype Tairubber | アブガルシア
Revo BigShooter WM60 (レボ ビッグシューター WM60) | アブガルシア
Revo BigShooter WM50 (レボ ビッグシューター WM50) | アブガルシア
REVO BIGSHOOTERCOMPACT 8/7 | アブガルシア
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