仮想インプレ
釣り上げる対象がシーバスとなると,タックルに求められる性能もまた重要です。私が使用したタックルは,ロッドがパームスの「ベイマティック BMTS-75M+」,リールがダイワの「レグザ LT4000-CXH」,そしてルアーには「コモモ SF-145」と「ドリフトペンシル シャロー 110」という組み合わせです。それぞれの特徴を踏まえつつ,若干厳しめな観点からインプレッションを述べていきます。
まずは「ベイマティック BMTS-75M+」。このロッドは,サワラミノーイング専用モデルとして設計されており,特にジャーキングメソッドに特化したブランクが特徴です。確かに操作性は優れており,サワラの強烈な引きにもしっかりと対応しきる柔軟性を備えています。しかし,シーバス向けに使う際には少し硬めに感じられることがあり,特に細かなアクションを求める際にしなやかさに欠ける印象を受けました。そのため,場合によってはルアー操作に不安を感じることもありました。
次に,「レグザ LT4000-CXH」に関してですが,タフリールとしての名は伊達ではなく,耐久性や剛性は素晴らしいです。特にアルミボディは高強度で,摩耗にも強く,過酷なフィッシングシーンにも対応できます。が,私には少し重い設計に感じられました。逆転レバーの除去やモノコックボディの採用があれば,さらなる軽量化と操作性向上が実現できたのではないかと思います。エアドライブデザインは確かに軽快さをもたらしますが,個人的にはもっと軽やかに扱いたいという欲求が残りました。
ルアーでは,「コモモ SF-145」が特に優秀な選択肢です。シャローエリアでのランカー攻略に使うには申し分なく,大型ベイトパターンに対応したサイズ感とアクションが秀逸です。ただ,流れが強い状況では,時折思うような泳ぎをしないこともあり,魚の気配を感じたタイミングでしっかりアプローチできないこともありました。
「ドリフトペンシル シャロー 110」は,雑魚が多くスレたフィールドでもその自然なアクションが功を奏することを期待して使用しました。推奨される漂わせるイメージで,スローに流し込む動作は確かに効果的ですが,逆にスピードが足りずに僅かな反応を逃す場面もあったのが残念です。
総じて,今回のタックルはそれぞれに魅力を持っているものの,全体的なバランスにやや懸念があるというのが本音です。特にシーバス攻略では,さらなる繊細さや軽快さを求めたいところ。この組み合わせを活かしつつ,次回はより細かい点にこだわって挑戦してみたいと考えています。
komomo SF-145 | ima
komomo SF-90 | ima
komomo 90 counter | ima
komomoII 65 | ima
アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター | VARIVAS
アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 | VARIVAS
レグザ | DAIWA
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