仮想インプレ
この釣行では,ヤマガブランクス製の「EARLY 68M for Boat」というロッドをメインに使用しました。シーバスやサゴシなどのライトボートキャスティングゲームに適した万能モデルとのことでしたが,正直に言うと,その期待をいくぶん裏切られました。
まず,キャスト性能については,定番サイズのミノーやバイブレーションをレスポンス良くアクションできるという謳い文句でしたが,実際のところ,ロッドが硬すぎてルアーの動きを十分に引き出せませんでした。特に,軽量なルアーを使用するときは,ロッドの張りがありすぎてルアーが十分に動かない印象を受けました。
また,ワンピースロッドの利点として「全体で粘り強く曲がって魚の走りに追従する」と説明されていましたが,実際に魚がかかった際には,ロッドが硬すぎて魚の引きを吸収しきれず,バラシが多発しました。この点は,ファイト性能を重視するアングラーにとって大きな不満点となるでしょう。
さらに,リールには中価格帯のDAIWA製「レグザ LT4000-C」を使用しましたが,こちらも期待外れでした。ドライブギアにタフデジギアを搭載しているとのことでしたが,実際に使用してみると,巻き心地が重く,ドラグ性能もイマイチでした。また,ボディ素材にアルミを採用しているとのことでしたが,剛性は十分とはいえず,魚とのファイト中にリールが歪むような感覚がありました。
ラインにはSUNLINE製の「SIGLON PE×4 1.2号」を使用しましたが,こちらは問題なく使用できました。感度と強度を兼ね備えており,トラブルもほとんどありませんでした。しかし,リーダーにはKUREHA製の「シーガー グランドマックス ショックリーダー 5号」を使用しましたが,こちらも不満がありました。号数の割に強度が低く,魚がかかるとすぐに伸びてしまいました。
ルアーに関しては,バスデイ製の「玉砕 97F」とベイトブレス製の「湾バイブ 15g」を使用しましたが,どちらも期待以上の結果を残してくれました。「玉砕 97F」は,飛距離と潜航深度が優れており,広範囲を効率よく探ることができました。「湾バイブ 15g」は,ハイースピードからスローリトリーブまで幅広く対応できる万能バイブレーションで,様々な状況で活躍してくれました。
全体として,今回の釣行では使用したタックルの一部に不満が残りました。特に,ロッドとリールの性能は,ライトボートキャスティングゲームを快適に楽しむためには不十分でした。これらのタックルを使用する際には,その特性を十分に理解し,適切な対策を講じる必要があります。
SIGLON PE×4 | SUNLINE
レグザ | DAIWA
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