仮想インプレ
使用したタックルについて,少し厳しめのインプレッションをまとめてみました。
まずはロッド「Foojin’RS アルルカン C79MH」ですが,パワフルさとしなやかさを兼ね備えた設計がウリとなっています。確かに,15g程度の小さなルアーでもしっかり扱える柔軟性は評価できますが,個人的にはもう少し軽快さが欲しいところです。特にウェーディング時には,ティップの反応が若干もっさりと感じました。もっと繊細にアクションを出したい場面で,もう一歩踏み込んだ性能が求められた印象です。ただ,大型ルアーの扱いやすさは抜群で,ビッグベイトゲームなどには適しています。
次はリール「タトゥーラ TW 400XH」。このリールの設計思想には良い部分も多いのですが,個人的にはクラッチが硬いと感じました。これがもう少しスムーズであれば,ストレスなく使用できるのですが,特に素早いアクションを求める際に不便さを感じました。また,飛距離に関しても,競合のAbuには劣る印象があります。同じライン,同じ仕掛けで比べると,飛距離に関しては期待外れでした。釣り場での飛ばしの感覚は大事ですから,もう少し詰めていくべきかもしれません。しかし,ハンドルの感触自体はあり,セッティング次第でさらなる性能が引き出せる期待も残ります。
次にライン「スーパーストロングPE X8」。強度や感度の面においては申し分なく,特にPEラインとしての扱いやすさに満足しています。ただ,しなやかさを求めるスピニング用途ではなく,ベイトシーバスに特化していますから,その特性に合った使い方をおすすめします。また,直進性が高く,トラブルが少ない点も評価できるポイントですが,やはりしなやかさを求めるフィッシャーには不向きと感じました。
リーダーとして使用した「魚に見えないピンクフロロ ショックリーダー」。魚に見えないという特性には魅力を感じますが,その効果を実感するには釣果に結びつける必要があります。オフショア用とも聞いていたので,私の使い方にはやや限定的かもしれませんが,これからの使用に期待大です。
最後にルアー「カウンターウェイク 160F ジェットブースト」と「Tuned K-TEN TKGS135」。前者はコノシロパターンに強みを持ち,飛距離やアピール力において素晴らしい性能を見せてくれる分,もう少しサブのルアーとしての役割も求めたいところ。またTKGS135はシンキング専用設計が魅力ですが,フォール時のアピールにもう一歩力強さを加えたいと感じました。
総合的に見ると,非常にバランスの取れたタックルではあるものの,各アイテムにはさらなる改良余地があると感じることが多かったです。このタックルで釣果を上げる際には,工夫と練習が鍵となることでしょう。次回の釣行では,この経験を基にを活かしていきたいと思います。
シーバスタックルガイド
エクスセンス カウンターウェイク 120F フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス カウンターウェイク 160F ジェットブースト | SHIMANO
タトゥーラ TW | DAIWA
タトゥーラ TW 80 | DAIWA
タトゥーラ SV TW | DAIWA
タトゥーラ | DAIWA
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