仮想インプレ
河川シーバス釣行で,数々のタックルを駆使してきたベテランアングラーとして,今回のタックルの組み合わせについてインプレッションを述べよう。
まず,ロッドの「The River&Surf Plugging 80S DPS」は,一見するとオーソドックスなシーバス用ロッドではある。しかし,専用設計のマルスズキ・ハイベンドアクションを採用しており,扱いやすさに加えてシーバスを水面から引き上げるパワーも備えている。ただし,価格帯が高めで,初心者には少々手が出しにくいのがネックだ。
リールは「アルテグラ C3000HG」を選択。上位機種から受け継いだ機構を搭載しているとのことで,期待していたのだが,実際に使用してみると巻き心地にやや不満が残る。特に負荷がかかった状態での巻き上げにおいて,滑らかさに欠ける。スピニングリールとしては価格帯も中程度なので,もう少し洗練された巻き心地を求めたいところだ。
ラインは「ソルトライン PE スーパーエギング F4 1号」を使用。PEラインとしては標準的なスペックで,視認性も良好。しかし,耐久性については疑問符が残る。強い流れや障害物が多いポイントでは,ラインブレイクの危険性が高くなるだろう。
リーダーには「POWERGAME ルアーリーダー 20lb」をセレクト。ハリコシと伸度が絶妙で,ルアーの動きを妨げず,かつ衝撃を吸収してくれる。信頼性の高いラインだが,コストパフォーマンスはさほど高くない。
ルアーは「ロケットベイト 75」と「Xラップ XR10」を使用した。どちらも知名度の高いルアーだが,個人的には期待ハズレだった。ロケットベイト 75は確かに飛距離は出るものの,アクションが単調でシーバスにアピールする要素が乏しい。また,Xラップ XR10はダート性能に優れるとの触れ込みだが,実際の使用感はさほど感動を覚えない。
以上のタックルを組み合わせた感想としては,全体的に中途半端な印象を受ける。シーバスを攻略するには十分な性能を有しているものの,価格帯や使い勝手などを考慮すると,よりコストパフォーマンスの高いセッティングが可能ではないかと考える。特にロッドとリールについては,もう少し吟味を重ねて,より自分好みのタックルを見つけたいと思う。
シーバスタックルガイド
ソルトウォーターXラップ | ラパラ
Xラップロングキャストシャロー | ラパラ
Xラップロングキャスト | ラパラ
Rocket Bait 95 | ima
アルテグラ | SHIMANO
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