仮想インプレ
釣りを楽しむ上で,使用するタックルの選定は非常に重要です。今回は,大分県の地磯でシーバスを狙うために,メジャークラフトの「ソルパラ シーバスゲーム SPSB-1062M」,シマノの「ネクサーブ C5000HG」,そしてDAIWAの「ショアラインシャイナーZバーティスSD 140S」とジャクソンの「アスリート 17SSV」というルアーを使ってみました。
まずはロッド「ソルパラ シーバスゲーム SPSB-1062M」について。長さがあるため,サーフから磯場まで多様なシチュエーションに対応できる点は評価できますが,その長さ故に足元での操作性はやや不安が残ります。特に,波や風が強い状況では,思うようにルアーをコントロールするのが難しく,結局は力任せに巻くことになってしまう場面がありました。ロッド自体のブランク設計はしっかりしていますが,もう少し感度が欲しいところです。魚のアタリをもっとダイレクトに感じ取れないと,より楽しめる釣りが難しいと感じました。
次にリール「ネクサーブ C5000HG」。シマノのエントリーモデルということで,操作感や耐久性はまずまずです。AR-Cスプールは真意を発揮し,ラインの放出もスムーズでしたが,逆風の中ではもう少し頑張ってほしいと言った印象。ワンランク上のグレードのリールと比べると,やはり巻き感やドラグ性能で若干の不満は残るものの,コストパフォーマンスを考えれば許容範囲でしょう。初心者には優しい街乗り感覚の良いリールですが,長時間の使用で手首への負担がやや気になるポイント。
使用したルアーは,DAIWAの「ショアラインシャイナーZバーティスSD 140S」とジャクソンの「アスリート 17SSV」。両方とも異なる特性を持っているものの,気候や状況によって使い分ける必要があると感じました。特にショアラインシャイナーの140Sは,荒天時や遠投に特化したモデルとしてのポテンシャルがありましたが,逆風ではちょっとした重さよりもレスポンス性能の低下が目につき,満足な操作ができないことも。さらなる飛距離を期待していたものの,その分アクションのキレが犠牲になりがちで,そのバランスが非常に難しいと感じました。
一方,アスリート 17SSVに関しては,確かにダートが切れてアクションも良好だと感じましたが,飛距離の面では,ボルテックスジェネレーターの効果についてもう少し実感したいところ。安定した飛行姿勢は確かに魅力的ですが,私自身のキャスティング技術の限界もあって,決め手に欠ける印象がありました。
このように,様々なタックルを試してみましたが,それぞれに長所短所が見えました。総じて言えることは,全体のコストパフォーマンスは良いものの,初心者向けを越えた高いパフォーマンスを求めるなら,もう少し上級者向けの選択肢を考えるべきかもしれません。おすすめの一式ですが,もう少し一体感のある高性能を望むと,さらなる投資が必要と感じた釣行でした。
シーバスタックルガイド
アスリート 9JM | ジャクソン
アスリート 55S FH | ジャクソン
アスリート 12SSP / 14SSP | ジャクソン
アスリート105SSP | ジャクソン
アスリート 12SS / 14SS | ジャクソン
アスリート 13MDS | ジャクソン
アスリート 17SSV / 17FSV | ジャクソン
アスリート+ 105 SVG / FVG | ジャクソン
アスリート+ 12 FS VG / 14 FS VG | ジャクソン
アスリート+ 45 SVG ライトゲーム | ジャクソン
アスリート 55LL メバルチューン | ジャクソン
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ショアラインシャイナーZバーティスSD(スロードライブ) | DAIWA
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