仮想インプレ
釣りの楽しさを引き出すためのタックルを使用し,地磯でのシーバスをターゲットにした釣行に臨みました。まずはロッドについて。メジャークラフトの「タイドリフト シーバス TD1-1062M」は,全体的にしっかりとした張りがあり,風が強い日でも安定したキャストが可能です。しかし,特に高い堤防や波が荒いサーフでの使用を考慮した設計とはいえ,柔軟なティップとのバランスにはやや疑問が残りました。確かにショートリップのミノーも扱いやすいですが,限界を感じさせるほどの柔軟性は期待していたほどではなく,もう少しパワーと感度が欲しかったです。中級者向けと言われるその性能は十分に感じましたが,やや特別感に欠ける印象を受けました。実際に釣行しての使用感では,中層からボトムまでしっかり攻められるものの,やはり自分の想像していたパフォーマンスには若干の物足りなさが残ります。
次にリールの「ナスキー C5000XG」。SHIMANOが誇るHAGANEギアを搭載しているとはいえ,実際に使用してみるとその重さが少々気になりました。特に巻き始めが重いとの声も聞こえてきますが,正直に言うと,1万円以下のリールとしては価格相応で,これ以上期待するのは難しいでしょう。ただし,サイレントドライブの搭載による安定感は確かで,あまりストレスなく操作できます。しかしながら,この価格帯ではそこまでのパフォーマンスを求めるのは贅沢なのかもしれません。そのため,ビギナーからベテランまで幅広く使えるモデルではありますが,より高い性能を求めるようになるとこれでは物足りないのが正直なところです。
ルアーについては,「CZ-30 ゼッタイ」と「シーライド 30g」を使用しました。CZ-30はそのリアクションバイトを誘うメタルジグとのことで,岸壁ジギングに特化した設計は興味深いのですが,いまいちフォールのキレが感じられず,釣りのセンスを持っていない自分としては掴みどころがなかったかもしれません。一方で,シーライドはその形状のおかげか,思った以上に安定した動きを見せてくれました。「順付け」・「逆付け」の使い分けによって,状況に応じてアクションを変えられるのは素晴らしいポイントです。特に,逆付けによるスイミングアクションは非常に効果的で,食い気のあるシーバスを引き寄せるのに役立ちました。
総じて,タックルはそれぞれに良さと悪さがあり,釣果には結びつく部分もあれば,期待外れな場面もありました。地磯でシーバスを狙う際,特別な性能を求めるあまり,結局は状況や魚の動きに翻弄されることが多いのが正直なところです。それでも,釣りを楽しむためのタックルとしては平均以上の性能を持っていますので,これからの釣行でも活躍してくれることでしょう。次回の釣行に向けて,次なるタックルの選択も考えつつ楽しみにしています。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
CZ-30 ゼッタイ オンフック | コアマン
CZ-30ゼッタイ | コアマン
シーライドロング | BlueBlue
シーライドミニ | BlueBlue
シーライド | BlueBlue
LONFORT ODDPORT WX P-1 8 | よつあみ
ナスキー | SHIMANO
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