仮想インプレ
釣りはやはり道具が全てと言っても過言ではありません。今回は,千代川でシーバスを狙うために使用したタックルについて,少々辛口のインプレッションをお届けします。
まず,ロッドの「BALBAL99 Jerking Edition」ですが,その名の通りジャーキングに特化した設計が光ります。全体的なデザインは優れていて,リアグリップが長めに作られているため,持ち方を工夫すれば快適にロッドアクションを行えます。しかし,実際に数時間使用してみると,やはり少し重さを感じる瞬間があります。特に連続でジャーキングを行う場合,疲れが溜まりやすく,これがシーバスとの真剣勝負においてどう影響するかは悩ましいところ。とはいえ,長時間のアクションが必要なシーンで,一定のバランスを保ってくれる設計はありがたい点です。
お次はリール,「セフィアSS C3000SDH」です。シマノのエギング専用モデルということで,スプールのライン巻き量やドラグ性能は申し分ありません。ただ,思ったほどの滑らかさや軽快さを感じられなかったのが残念です。特に,糸が絡むトラブルを心配したのですが,使用中に何度かストレスを感じる瞬間がありました。デザイン面では美しいダークレッドが目を引き,セフィアロッドとの相性は抜群ですが,実用面を重視する私としては,もう少しコストパフォーマンスを考慮に入れた設計であってほしかったです。
ルアーは「UK ベイト21」と「サーフポインター 100MR AYAME」を使用しましたが,これがまた曲者です。「UK ベイト21」は,確かに飛距離のアップには寄与してくれる一方で,アクションに慣れるまでにかなりの時間がかかりました。特にタダ巻きの場合,期待する以上のアピールとなる紫波動に感じ入ったものの,操作する際のメリハリがつかず,どこか物足りなさが残りました。カンパチや鰤が釣れるとは聞いていましたが,果たして千代川でそれが通用するのかという疑問も。
一方「サーフポインター 100MR AYAME」は,全体のデザインやカラーリングが美しく,使っていて楽しいルアーでした。ですが,扱いは結構シビアで,流れの速さや水の透明度によって釣果が大きく左右される印象を受けました。こればかりはフィールドとの相性ですので一概には言えませんが,さらなる試行錯誤が必要だと感じさせられるモデルです。
総じて,このタックル一式には良い部分もあれば,ややひっかかる部分も多いです。上級者向けに振り切った印象が強く,初心者やライトユーザーには少しハードルが高いというのが正直なところ。釣りは楽しむものであり,準備したタックルにふさわしい釣果を必ず得られるとは限らない,ということを実感させられました。次回は,少し違ったアプローチや装備で挑んでみたいと思います。
シーバスタックルガイド
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