仮想インプレ
手取川でのシーバス釣りに使用したタックルは,ドリームス 夢追 DRYO-900ML(ARES)というロッド,エクスセンス BB 3000MHG(SHIMANO)というリール,そしてブローウィン! 140S(BlueBlue)およびモニカ125Fジェットブースト(SHIMANO)というルアーでした。この組み合わせは非常にバランスが取れており,それぞれの特性が相互に補完し合う形で,釣りを楽しむことができました。
まず,ドリームス 夢追 DRYO-900MLは,アレスの高密度4軸カーボンを使用しており,形状復元力が高いのが特徴です。このロッドはねじれに強く,安定したキャストを実現します。実際にキャストしてみると,その飛距離は特筆すべきもので,軽めのメタルバイブでも100m近く飛ばすことができました。ロッドの張りと粘りが絶妙で,シーバスとのファイトでも安心感があります。ただ,感度に関しては少し物足りなさを感じました。細かなアタリを捉えきれないことがあり,感じ取れる範囲が限られていたのが残念でした。
次にリールとして使用したエクスセンス BB 3000MHGは,シーバスフィッシング専用に設計されており,操作性と軽快さが非常に優れています。マイクロモジュールギアⅡやサイレントドライブが搭載されているため,滑らかな巻きごこちを実現しており,特にナイトゲームでの使用が効果的です。軽量で振り抜けが良く,長時間の釣行でも疲れにくい設計になっているのは大きな利点です。また,ドラグの調整が迅速に行えるラピッドファイアドラグも便利で,ストラクチャー周りでのシーバス攻略において安心感を与えてくれました。しかし,到着後に発生した異音には少し驚かされたものの,グリスの追加でそれは解消しました。この点に関しては個体差もあるかもしれませんが,最初の使用前にメンテナンスが必要と感じました。
ルアーについては,ブローウィン! 140Sとモニカ125Fジェットブーストの両方を使用しましたが,それぞれ異なる特性があり,戦略的に使い分けることが有効でした。ブローウィンは逆風や横風の中でも安定した飛行性能を発揮し,ウォブンロールアクションによりしっかりとしたアピールを行い,魚をおびき寄せてくれました。一方,モニカ125Fはシャローレンジを攻略するのに役立ち,その機敏なアクションと広範囲を探る能力で,特に流れのある川での使用には最適でした。
総じて,このタックルは手取川でのシーバス釣りに非常に適した組み合わせで,強い風や流れにも効果的に対応しました。ただし,ロッドの感度にはもう少し工夫があるとより良かったかもしれません。それでも,全体として非常に満足できる釣りができました。
シーバスタックルガイド
エクスセンス BB | SHIMANO
エクスセンス | SHIMANO
エクスセンス DC SS | SHIMANO
エクスセンスDC | SHIMANO
エクスセンス XR | SHIMANO
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。