仮想インプレ
使用したタックルを振り返るにあたり,まずはロッド「モンスタージェッティ MJS-1022-SR」について語りたい。Gクラフトが誇るこのロッドは,非常にシンプルでありながら使いやすい設計に仕上げられています。しかし,その実用性を追求する姿勢が,実際の釣りの際には少し物足りなさを感じることもありました。特に,軽快にルアーを操作するためのバランスが,やや硬さを感じる場面が多かったのが気になりました。もちろん,40~60cmのサイズのシーバスに対しては十分なパワーを誇りますが,時にはもう少し柔軟性が欲しいと感じることも。特に,キャスト時のフィーリングが硬く,ルアーの挙動が伝わりにくい瞬間があり,もう少ししなやかさがあっても良いのではないかと感じました。
次に,リールの「ストラディック 4000」。こちらはシマノのフラッグシップモデルとして非常に魅力的な一台ですが,期待していたほどのパフォーマンスには満足できずにいました。特に,巻き始めの重さが少々気になるところ。アルミボディの重厚感が良いという意見も根強いですが,個人的にはもう少し軽やかな感触を求めてしまいます。そして,ドラグ性能や各部の精度は間違いなく高いのですが,巻き心地については21アルテグラと比較して特別優れているとは感じませんでした。もしかしたら,狙い方や使用環境によるものかもしれませんが,全体のフィーリングはもう一歩だった印象です。
ルアーについては「ビッグバッカー 80」と「シードライブラトリンボーン」の二つを使用しました。「ビッグバッカー 80」は,確かに小型ベイトパターンに対して非常に強力な武器ですが,フックを太軸トレブルに変更することで,更に効果を実感しました。一方,「シードライブラトリンボーン」は,小沼こだわりのラトルサウンドが特徴ですが,個人的にはそのラトル音が気になってしまい,実際の釣果に貢献できているか疑問が残りました。特に,サイレント系のルアーが多い場所では,逆に目立ちすぎてしまう印象がありました。もう少し状況に応じた使い分けが求められると感じます。
全体的に見て,タックルの組み合わせには誇れるポイントが多くありながらも,同時にいくつかの改善点や不満も感じました。特に,シーバス狙いのポイントでは,より柔軟に対応できるタックルが求められることを再認識しました。次回は,これらのタックルの改良点を考えつつ,さらなる釣りのスタイルを探っていきたいと思います。釣りはいつでも挑戦と学びの連続であり,それがまた楽しいのです。
シーバスタックルガイド
BIGBACKER ANCHOPEED | JACKALL
BIGBACKER 107 BURI CUSTOM | JACKALL
シードライブラトリンボーン | エバーグリーン
BIGBACKER RISER 012SL (OS)/ ビッグバッカーライザー012SL | JACKALL
BIGBACKER FALLTRICK(OS) / ビッグバッカーフォールトリック | JACKALL
BIGBACKER ANCHOPEED SL(OS) /ビッグバッカーアンチョピード SL | JACKALL
BIGBACKER ANCHOPEED (OS)/ビッグバッカーアンチョピード | JACKALL
BIGBACKER SOFT VIB | JACKALL
BIGBACKER RISER 012SL | JACKALL
BIGBACKER SPIN | JACKALL
BIGBACKER ANCHOPEED SL | JACKALL
BIGBACKER RUSHBLADE | JACKALL
BIGBACKER WAGSHAD | JACKALL
BIGBACKER Fit JIG 目力フック ツイン | JACKALL
BIGBACKER Fit JIG | JACKALL
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