仮想インプレ
今回使用したタックルは,エイムスのブラックアロー アンリミテッド 97M(ロッド),SHIMANOのアルテグラ 4000(リール),そしてバスデイのハーデス127FとDAIWAのショアラインシャイナーZ ランカーハンター130F-HDという2つのミノーです。使用した釣り場は千葉県の小櫃川で,ターゲットはシーバスです。
まずロッドについて。ブラックアロー アンリミテッド 97Mは,一応飛距離がとび抜けていると言われていますが,実際に使ってみると「なるほど,これがアンリミテッドか」と納得させられる場面もあれば,正直なところ「そこまでの飛距離は出ていないな」と感じる瞬間もありました。もちろん,トップ系プラグからバイブレーション,メタルジグまで幅広くカバーできるという点は評価できますが,大河川や沖堤で使用するにはちょっとした力がいるかも。フィネスな操作を期待するには少々パワーが強すぎる印象を受けました。
続いてリールのアルテグラ 4000。これに関しては非常に高評価です。最新機能が搭載されており,巻きもキャストもスムーズで快適です。しかし,中には「余計な機能が無く,使いやすい」との声がありますが,このリールに関しては,やはり一部の機能がもう少しほしかったというのが正直なところ。特に潮や流れに対するフリクションの軽減や,細かな調整機能などがあれば,さらに釣果に繋がると思いました。
次に,ハーデス127Fとランカーハンター130F-HDという2つのミノーを比較してみます。ハーデス127Fは,その飛距離とナチュラルな泳ぎ具合から非常に扱いやすかったです。特に,流れの中でも「ちどるようなアクション」が効いていたのか,シーバスが食いついてくることが多かった。ただし,個人的にはもう少し重心移動の感覚を鋭く感じたかったですね。ラストにロングキャストを決めた後,再度アクションを入れようとした際のレスポンスが物足りなさを感じる瞬間がありました。
一方,ショアラインシャイナーZ ランカーハンター130F-HDは,やや重ための操作感が気になりました。タングステンベースの重心移動が効いている反面,ナチュラルなアクションが「ほんのり違和感」を感じる部分が。特に強風の中での使用ではブレがあったように思います。おそらく,激流や荒磯向けの設計が影響しているのかもしれません。
総じて,今回のタックルはそれなりに活躍してくれたものの,全体的に「もう一歩」の感は否めませんでした。細かな調整や機能等に改良の余地があると感じましたが,特にシーバスを追うシーズンには引き続き使用してみたいと思える内容ではありました。次回はもう少し細かい状況をコントロールし,魚とのやり取りが楽しめるようなタックル選びが重要だと痛感しました。
シーバスタックルガイド
ショアラインシャイナーZ バーティス 80S | DAIWA
ショアラインシャイナーZ セットアッパー スリム | DAIWA
ショアラインシャイナーZ セットアッパー 97S-DR / 110S-DR / 125S-DR / 145S-DR | DAIWA
ショアラインシャイナーZ セットアッパー 75S / 97S / 125S | DAIWA
ショアラインシャイナーZ セットアッパー ランカーハンター 125S-DR | DAIWA
ショアラインシャイナーZ バーティス R F/S-SSR | DAIWA
ショアラインシャイナーZ バーティス R | DAIWA
ショアラインシャイナーZ バーティスR STG | DAIWA
ショアラインシャイナーZバーティスSD(スロードライブ) | DAIWA
ショアラインシャイナーZ バーティス R レーザーインパクト | DAIWA
ショアラインシャイナーZ ランカーハンター | DAIWA
ピットブル 4+ 100m | SHIMANO
ピットブル 4 | SHIMANO
アルテグラ | SHIMANO
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