仮想インプレ
芦田川での釣行において,SHIMANOのエクスセンス ジェノス S910M/RとスフェロスSW 3000XGを組み合わせ,DAIWAのモアザン リアルスティールTG 18gとSHIMANOのレスポンダー 129F ジェットブーストを使用しましたが,正直なところ思ったほどの手応えを感じられませんでした。
まず,ロッドについて。エクスセンス ジェノス S910M/Rは,確かにパワーと繊細さを兼ね備えているとはいえ,私の技術と相まってその能力をフルに引き出せていない感があります。特にウェーディング時のキャストがもう少しスムーズなフィールがほしかった。ただ,引きがあった時にはしっかりとしたバックボーンで魚を受け止めてくれる印象なので,慣れれば扱いやすいロッドに成長する可能性はあるとは思います。
次にリールのスフェロスSW 3000XG。こちらも尽く嘆かわしい部分が多い。大物にも対抗できるタフさを謳っている割に,使用するたびにラインの巻き取りが若干チグハグに感じられました。これは恐らく私が釣行毎にしっかりと手入れをしていないからかもしれませんが,ある程度煩わしいケアが必要だと感じました。また,ガタなくしっかりとしたハンドルの感触は評価できるものの,もう少しスムーズさが欲しかったというのが正直なところ。シーバス相手にしても,ドラグの滑りに少し不満が残りました。
使用ルアーについては,まずモアザン リアルスティールTG 18g。このルアーの遠投性能は確かに優秀で,タングステンの比重を生かした飛び方には魅力を感じました。しかし,それに伴い,時折エビ状態を連発してしまいました。初めはそのアクションに戸惑いを感じ,数回投げた後には「本当にこれは使えるのか?」と少々不安にかられました。
一方,レスポンダー 129F ジェットブーストは,飛距離とアクションは申し分ないのですが,シャロー攻略に特化した設計なのか,思ったほど深くは届きませんでした。特にスローリトリーブでは,扱いが難しい印象も残り,場合によってはセットアッパーの方が効果的に感じました。
全体としては,タックルの性能としては申し分なくても,実際の釣り場で私の腕前が未熟なのがネックになり,エキサイティングな釣果にはまったく結びつけられなかったというのが正直な感想です。このタックルを使いこなせるようになれば,たいへん魅力的な釣行ができそうですが,現段階ではまだまだ当分「うまくいかない釣り」の領域から脱することができません。これからの釣行で自分の技術が上がれば,もしかしたらこの道具達の真の実力を引き出せるかもしれないと期待しています。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
モアザン リアルスティールTG | DAIWA
ROOTS PE×8 | ゴーセン
エクスセンス ジェノス | SHIMANO
エクスセンス ジェノス (ベイトキャスティングモデル) | SHIMANO
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。