仮想インプレ
黒部川河口での釣行において,用いたタックルについて厳しめのインプレッションをお届けします。まずはロッドから始めましょう。
・ラブラックス AGS 110M-3・N(DAIWA)について。確かにこのロッドは軽さや遠投性能が素晴らしく,遠投時の飛距離は期待以上でした。特にシモリ際を狙う時のアキュラシーは高く,正確にキャストすることができ,非常に楽しめました。しかし,AGSガイドの強度についてはちょっと不安を感じました。実際に使用する中で,ガイドの強度に自信が持てず,特に岩場などが多い磯では折れてしまうリスクを心配しています。そして,3ピース設計で持ち運びが楽なのは良い点なのですが,ロッドを繋ぐ部分の強度に対する不安感がずっと付きまとっていました。無理に力をかける場面などでは,ちょっとヒヤヒヤしましたね。全体的には良いロッドですが,何せこの価格帯であのガイドの不安感はいただけないなと思わざるを得ません。
次にOCEANFIELD 5000(アブガルシア)に目を向けます。このリールのリールフットがアルミ製というのは,強度面で安心感を持てますし,自分は軽量化よりも強度を重視するのでそこは評価できます。ただ,他の国産リールと比べると音が大きく感じて,釣りを享受している時に音が気になることも多々ありました。5000番を選びましたが,正直もっと軽量なモデルで良かったかなと感じる部分も。実釣はしていないものの, price-performance ratioは素晴らしいと評価していますが,この点は気になりました。特に浅溝ボディに関しては,実際の状況に合わない場合も多く,無駄なスペックに感じました。
続いてライン:スーパーエックスワイヤー 4 2号(DUEL)に関してですが,こいつはまあ,まずまず良いラインです。コスパも良く,ハリがあって耐久性も高いとは思いますが,ピンと張りすぎるせいで,使い方に工夫が必要でした。状況によってはトラブルも偶に発生しますし,例えばにおいて感度の高さが裏目に出ることもあったため,一級品とまでは言いません。このハリ具合は好みも分かれるでしょう。
最後にルアー - アスリート 14SSP(ジャクソン)と Gコントロール 40(ジャクソン)についてです。まず,アスリート14SSPは磯やサーフでの飛距離は申し分なく,特に無理のないところで使える安定感があるのが良い点。ただ,アクションに関してはもう少し鋭さが欲しいところ。フィッシュイーターを強く刺激するアクションというのは聞いていたものの,イレギュラーな動きが思っていたほど出せなかったのが残念です。Gコントロールはナチュラルなアクションを重視した設計で,リトリーブスピードの幅広さは良いものの,個人的にはもう少しガッツリ動いてくれると嬉しかったかなと思います。
総じて,このタックルはそれなりに満足感がある一方で,不安材料や物足りなさも少なくありませんでした。釣行としては楽しめましたが,やはり更なる強度や精密さが求められる部分も多いと感じました。次回は新たなタックルも考えています。
シーバスタックルガイド
アスリート 9JM | ジャクソン
アスリート 55S FH | ジャクソン
アスリート 12SSP / 14SSP | ジャクソン
アスリート105SSP | ジャクソン
アスリート 12SS / 14SS | ジャクソン
アスリート 13MDS | ジャクソン
アスリート 17SSV / 17FSV | ジャクソン
Gコントロール 40 | ジャクソン
Gコントロール 28 | ジャクソン
アスリート+ 105 SVG / FVG | ジャクソン
Gコントロール 20 | ジャクソン
アスリート+ 12 FS VG / 14 FS VG | ジャクソン
アスリート+ 45 SVG ライトゲーム | ジャクソン
アスリート 55LL メバルチューン | ジャクソン
アスリート 45LL メバルチューン | ジャクソン
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