仮想インプレ
最近,宮崎県の地磯で釣りを楽しんできました。選んだタックルは,DAIWAの「ラブラックス AGS 100M・N」,SHIMANOの「スフェロスSW 4000HG」,および「サイレントアサシン 129F フラッシュブースト」と「トライデント 115S ジェットブースト」の2種類のルアーです。
まず,ロッドの「ラブラックス AGS 100M・N」について。確かにブランクは細く,飛距離もいいのですが,扱いやすさには疑問が残ります。磯マル用に設計されているとはいえ,重さやバットの太さのため,特に小型のジグやプラグを扱う際には不便を感じました。また,キャスト後のブレの収束が早いと感じる一方で,セッティング次第では少し不安定な動きに見えることも。AGSガイドによる感度の向上はたしかに魅力ですが,使い込むにつれてガイド部分にクラックが入りやすいことが気にかかります。修理後も当然気を使いながらの釣りになるので,心臓に悪いなと感じる瞬間が何度もありました。
次にリールの「スフェロスSW 4000HG」。タフネスやパワーは申し分ないのですが,どうも私の腕前ではその威力を引き出しきれていないという実感があります。特に対大物時には不安が募ります。巻き心地は向上したものの,安心して使えるレベルとは言えない。もう少し価格が安ければと思わずにはいられません。ドル箱モデルとしての寿命が尽きる前にその価値を見直さなければいけないのかもしれません。
ルアーについては,まず「サイレントアサシン 129F フラッシュブースト」。キラキラとした誘いは確かに魅力的で,磯ヒラでの実力も証明されています。ただし,移動重心型の利点がある一方で,飛距離は並程度で,風が強いとすぐに姿勢を崩す印象があります。残念ながら,耐久性も問題があります。使用後にはリップの先端が欠けることもあったり,塗装がすぐ剥がれるのは本当にどうにかしてほしい。釣果をもたらすパフォーマンスには満足しつつも,これだけの問題が続くと,やはり使い続けるのにためらいが生じます。
「トライデント 115S ジェットブースト」は,サイズの割には驚異的な飛距離を誇り,一番お気に入りかもしれません。水中アクションはスローからクイックまで対応できるため,さまざまなシチュエーションで役立ちます。しかし,高性能と言いつつも,汎用的なルアーになると単発的なヒットがあったりなかったりするので,満足度が100%というわけではありません。バチ抜けを狙った使用にも期待したものの,時には流れに流されてアクションがブレることもありました。
総じて言えることは,どのタックルも良さは感じるものの,使用中のネガが少なからず存在し,安定した結果を求めるアングラーには少々心配な要素が多いのが残念です。それでも,宮崎の地磯での釣りは最高に楽しい時間でした。次回は,もう少し仕様を見直して再挑戦してみたくなります。
シーバスタックルガイド
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ラブラックス AGS BS(ボートシーバス) | DAIWA
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