仮想インプレ
涸沼川での釣りを通じて,タックルのパフォーマンスについて詳しく掘り下げてみました。使用したのは,DAIWAのシーバスフラットX 90ML,SHIMANOのナスキー 4000,そしてSHIMANOのスライドアサシン 100S ジェットブーストとDAIWAのモアザン ミニエント 70Sという組み合わせです。それぞれのタックルの特性や使い勝手,実際の釣果にどのように寄与したかを振り返ります。
まず,シーバスフラットX 90MLについてですが,港湾部から河川まで幅広く対応するオールラウンドモデルという謳い文句は過言ではありません。しかし,実際に使用してみると,パワー感は十分ながらもシャキッとした感触が不足しているように感じました。特に,ランカーシーバスを狙う際,感度の足りなさが気になりました。確かに軽量で投げやすく,初心者にも扱いやすいロッドですが,根掛かりやマイクロバイトに対しての適応力にはやや不満が残ります。
次に,ナスキー 4000の性能についてですが,HAGANEギア搭載ということで期待して使用しました。実際の巻き心地は滑らかで,軽快に感じられました。ただし,私自身は長時間の使用には少々苦慮しました。オフショアでのハードな使用では耐久性の面で不安を感じる部分がありました。巻き始めに軽さがある分,急な引きに対して反応が鈍くなる印象も否めません。やはり,この価格帯では限界があるのかもしれません。
次に,ルアーに目を向けると,スライドアサシン 100S ジェットブーストとモアザン ミニエント 70Sのパフォーマンスは本当に際立ちました。特に,スライドアサシンは非常に良く飛ぶ上,アクションも申し分無かった。ただ,フォール時の姿勢に関しては,もう少し安定感が欲しいと思いました。ヒラスズキにも効果的とのことですが,シーバスに特化したアクションに特化させた方がより釣果が上がるのではと,思わず試してみたくなります。
一方で,モアザン ミニエント 70Sは,しっかりと流れを捉えることができ,非常に反応が良かったです。特に,河川での釣りにおいては圧倒的な使いやすさがあり,これ1本で十分釣果を上げることができました。あまりシビアな使い方をしなくてもいいという点で,かなり安心感がありましたが,個人的にはもう少し繊細なアクションがあっても面白いかなと思います。
総合的に見ると,それぞれのタックルには良い点と改善点がありました。シーバスフラットXはもう一押しの感度,ナスキーは安定性に不安が,そしてスライドアサシンとミニエントは嬉しい発見でした。今後の釣りでは,これらの経験を元にアプローチを変えてみたいと思います。涸沼川の多様な状況に応じて,さらなるタックル選びが必要ですね。
シーバスタックルガイド
モアザン ミニエント | DAIWA
ソルティメイト FCロックハンターⅡ | SUNLINE
シーバスフラットX | DAIWA
ナスキー | SHIMANO
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