仮想インプレ
先日,茨城県の涸沼でシーバスを狙う釣行をしてきました。使用したタックルは,メジャークラフトの「タイドリフト シーバス TD1-862L/ML」,アブガルシアの「ロキサーニ 3000MSH」,ラパラの「ラピノヴァ X 1号」,DAIWAの「紅牙リーダーEX II タイプF 4号」,SHIMANOの「ワイゾン 77S ジェットブースト」とimaの「コウメ 60」の2種のルアーです。
まず,ロッドである「タイドリフト シーバス TD1-862L/ML」についてですが,確かに軽量ミノーや5gのジグヘッドには非常に良い操作性を発揮するものの,30g近くのルアーに対応できるとは言え,もう少しパワーが欲しいと感じました。状況によっては,しっかりとしたバットパワーが求められる場面もあり,特に大きな個体を相手にする際には,少々頼りなく感じました。ライトアクションの部分は優れているものの,全体的にはもう一歩安定感が欲しい印象です。
次にリールの「ロキサーニ 3000MSH」。これはとにかくコスパが良く,メタルボディの剛性も高いですが,少しばかりベールが下がりやすい点は気になるところです。使う前にしっかり調整をしてやらないと,微妙なトラブルが発生することがあります。また,巻き心地も最初は重さを感じさせていましたが,グリスアップを行うことで改善されるため,新品の状態では注意が必要です。個体差が顕著なようで,当たり外れがあるのも難点ですね。
ラインに使用した「ラピノヴァ X」は,期待通りの強度と耐久性を持っている一方で,使用する際には少々扱いにくい部分もあります。特に,使い始めは癖がつきやすいと感じました。その点では,フロロリーダーの「紅牙リーダーEX II タイプF」はストレスフリーで,結束がしやすく,扱いやすかったのが良かったです。ただし,リーダーの強度はそれなりのものなので,大型とのファイトには注意が必要です。
ルアーに関しては,SHIMANOの「ワイゾン 77S ジェットブースト」は,確かにマイクロベイトに対するアプローチには優れていますが,サイズ感とアクションを考えると,もう少しハイアピールな物が必要と感じました。逆に,imaの「コウメ 60」は抜群の汎用性を誇り,特に春先のマイクロベイトパターンで威力を発揮しました。フォール時のアクションが非常に自然で,シーバスのバイトを誘う要素が多いと感じました。
全体として,今回の釣行はタックルの良し悪しがはっきりと見えてきたものでした。それぞれに特長がある唯一無二の道具ですが,全体のバランスを考えると,もう少しパワーとアピール力が必要だなと実感しました。涸沼でのシーバス狙いには,有効な選択肢ですが,状況に応じたタックルの見直し,特にロッドとリールのセッティングがこれからの釣りに影響しそうです。次回は,もう少し攻めたセッティングで臨んでみたいと思います。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
Roxani | アブガルシア
ROXANI 7/8 | アブガルシア
ROXANI BF8 | アブガルシア
ROXANI POWERSHOOTER | アブガルシア
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