仮想インプレ
洲崎灯台下という磯場でのシーバス狙いで,思い切ってロッドにグランデージSTD. 109Hを投入してみた。このロッド,評判通り向かい風をぶった斬るほどの剛性を誇っている。磯場で強引にやり取りするヒラスズキや青物を想定した設定らしいが,シーバスにも十分にマッチする。
しかし,このロッドの美点はそれだけではない。特別頑丈な体躯を必要とせずに,軽快な操作性も併せ持っている。キャストの振り抜きが軽く,一日中振り続けても疲れが少ない。しかも,このしなやかな操作性が,シーバスの繊細なアタリを捉えてくれるのだ。
次に,ラインシステムについて触れておきたい。アーマードF+ プロ フラットフィッシュのPEラインに,ラッププレミアムショックリーダーを結束している。この組み合わせは,根ズレに強く,飛距離も十分に出る。
だが,ここで一つ苦言を呈しておきたい。リーダーの結束強度が今一つだった。ノットが締め込みにくいのか,何度か結び直す羽目になった。今後,別のノットを試すか,リーダーの素材自体を見直す必要があるだろう。
ルアーは,シーバス狙いの鉄板ルアーであるサイレントアサシン129Fフラッシュブーストとマキッパ30gをローテーションで使用した。サイレントアサシンは,その名の通り静かな水面でも存在感を主張するフラッシュブーストを搭載しており,シーバスの注意を引き付けるのに効果的だ。一方のマキッパは,アシストフックのきらめきがアピールポイントで,ボトム付近で待ち構えるシーバスを攻略するのに適している。
大物とのやり取りに備えてスフェロスSW 4000XGを組み合わせたが,このリールには致命的な欠点があった。ハンドルがガタつき,巻き上げ時に安定感を欠くのだ。このガタつきは,慎重なやり取りを必要とするシーバス釣りにおいては大きな問題になる。
全体として,今回のタックルセッティングはシーバス釣りにおけるポテンシャルを十分に発揮してくれた。しかし,リーダーの結束強度とリールのガタつきという2つの課題は,早急に改善する必要があるだろう。これらを解消できれば,さらに快適で効果的なシーバスゲームを楽しむことができるはずだ。
シーバスタックルガイド
MAKIPPA | メガバス
MAKIPPA 50g/60g | メガバス
MAKIPPA SAWARA TUNE | メガバス
MAKIPPA SPINNER | メガバス
エクスセンス サイレントアサシン 80S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 80F/80S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト | SHIMANO
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。