仮想インプレ
今回は,宍道湖でのシーバス釣りに使用したタックルについてインプレッションをお届けします。まず,ロッドとして使用したのは,SHIMANOの「ダイナダート XR S90MH」。全体的にバランスが良く,特にロングストロークを活かしたダート系ジグヘッドとのコンビネーションにおいては申し分ないパフォーマンスを発揮しました。ただ,やや長めのレングスが釣り場での取り回しを難しく感じることもあり,狭い場所では不便に思うことがありました。確かに,飛距離が必要なシチュエーションでは,素晴らしい選択肢になりますが,幅広いドリフトテクニックを求める釣りにおいては制約を感じる場面も少なくありません。
次に,リールはオクマの「Ceymar CB CCB-3000MHA」です。これについては,正直期待外れという感想を持ってしまいました。初めはガサついた巻き感覚で,スムーズさに欠ける印象を受けました。ただ,使用していくうちに少し慣れてきたものの,フルパワーでのドラグ使用時にパワー感が日本製リールに比べて不足していると感じることもありました。それでも,コストパフォーマンスは悪くなく,ブレードジギングのような負荷が高い釣りでは一応楽しめる性能は持っているため,一長一短というところでしょうか。
そして,ルアーについては二つを使用しました。「サイレントアサシン 99S フラッシュブースト」と「ラビット 109」。サイレントアサシンは,確かに99mmというサイズ感が対象魚のシーバスには非常にマッチしていました。特に,広範囲をサーチする際に,ルアーの飛行姿勢の安定感が良かったことが印象的です。しかし,やや軽めのルアー設計なため,風の強い日には安定した飛距離が出にくく,思ったよりも遠くへ投げることができないことが多かったのは残念でした。ラビット 109は,こちらは少しマッチザベイトには向いていなかった印象で,特に表層狙いでは効果を感じましたが,底を狙う段階になると表現力に欠けるように思いました。
総じて,このタックルは一応悪くはないものの,全体的に見て優れているとも言いたくない微妙なバランス。特に,ロッドやルアーは良い部分も多々ありつつも,釣りの環境やその日のコンディションによって随分と結果が左右される印象です。リールは少し物足りなさを感じつつ,コストパフォーマンスを考慮すれば使用する価値はあるかもしれません。つまり,釣りの奥深さや多様性を楽しむためには,更なるアプローチが必要と感じた釣行となりました。次回はもう少し攻めたタックルの選定をして,結果を出したいところです。
シーバスタックルガイド
エクスセンス サイレントアサシン 80S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 80F/80S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト | SHIMANO
ダイナダート XR | SHIMANO
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