仮想インプレ
今回は,広島県の河川でシーバス釣りをする際に使用したタックルについて,自分なりのインプレッションをお届けします。
まず,ロッドの「ルナミス S80ML」ですが,確かにこのロッドは近~中距離戦において非常にテクニカルなゲームを展開できるのですが,一方で扱うルアーの重さやサイズに関して,もう少し幅広い対応力が欲しいと感じました。特に,投げやすさを重視した設計がなされているとはいえ,特定のルアー(特に重いもの)になるとロッドのパワー不足を強く感じました。軽いルアーには適応するものの,重量級のものを扱う際にはもう一声足りない印象です。全体的な感触は悪くありませんが,エクスセンス∞とのキャスティング性能の違いを実感することもしばしばで,信頼感に影響が出る瞬間もありました。
次に,リールの「エアリティ PC LT3000-XH」ですが,軽量なのは間違いなく,取り回しは楽で一日中使用しても疲れることはありません。しかし,実際に使ってみると,飛距離やパワーに関しては,期待していたほどの感動は得られませんでした。他社のハイエンドモデルと比較すると,応答性がダイレクトに伝わってくる一方で,巻き心地が若干滑らかさに欠け,特に重い魚を引き込むシチュエーションでは,その疲労感が少し気になりました。また,ダイワの「マグシールド」の存在を意識して使うと,重さが気になって集中が途切れることもありました。ハンドルの長さも,使用感に影響を及ぼしているように感じ,自分の好みとは少し異なる部分が多かったです。特に,リールとしての基本性能を重視する方にとっては,もう少し選択肢が欲しいかもしれません。
ルアーに関しては,フローティングマグナムとサイレントアサシン99Sフラッシュブーストを使用しましたが,特にフローティングマグナムは激しい潮流にも負けずに泳ぐ特性には魅力を感じました。ただし,他のルアーと比較して「これがなければ」という存在感は感じられず,多様なシチュエーションで使えるルアーを探している方には若干物足りなさがあるかもしれません。サイレントアサシンは,そのサイズ感がシーバスの捕食するサイズにマッチしていて使いやすいですが,飛距離を求める釣りには物足りない可能性も。また,初心者には扱いが難しく感じる部分もあり,上級者向けと言えるでしょう。
最終的には,どのタックルもそれぞれの特性を持ちながらも,「高級感や機能性を求めるがお金をあまりかけたくない」といった欲求には応えるものの,実際のフィールドでのパフォーマンスとしては一歩引いた評価にならざるを得ない部分が多かったです。良い点は多いものの,これらのタックルを駆使するには,アングラー自身の技術や経験が大きく影響しそうです。次回の挑戦では,もう少し幅広い選択肢を検討し,さらなる釣果を目指したいと思います。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
フローティングジョインテッド | ラパラ
フローティングマグナム | ラパラ
エクスセンス サイレントアサシン 80S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 99F/99S/99SP フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 80F/80S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 120F フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S ジェットブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト | SHIMANO
エクスセンス サイレントアサシン 129F/129S フラッシュブースト | SHIMANO
エアリティ | DAIWA
ルナミス | SHIMANO
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