仮想インプレ
今回は,由良川でシーバスを狙うために,私が選んだタックルセットについてインプレッションをお届けします。使用したルアーは,バスデイの「レンジバイブ 70 アイアン」とエクリプスの「ランドラゴ 120F」です。また,ロッドはシマノの「エクスセンス ∞ S96ML」,リールは「ストラディックSW 4000XG」,ラインは「ピットブル 8 1.2号」,リーダーはVARIVASのフロロカーボン22lbを使用しました。
まずはロッド,エクスセンス ∞ S96MLについて。確かに軽量で操作性は非常に良好ですが,個人的にはもう少しパワーが欲しい気がします。特にも,せっかくの高感度を生かすためには,ロッドの強度とバランスが重要です。今回は中流域で使いましたが,強い流れとなるとパワー不足を感じることがありました。特に,重めのルアーを使うと沈みこみが早く,しっかりしたバラシのリスクを感じました。
次に,リールのストラディックSW 4000XGですが,ここには幾分がっかりさせられました。確かに防水性能は抜群で,タフネスを謳っていますが,巻き心地の面では期待外れの部分が目立ちました。特に,初期の段階でシャリ感を感じたのは少々いただけませんでした。確かに高性能モデルであり,強度はしっかりしていますが,スムーズさという点ではアルテグラの方が全然良いというのが正直なところです。更に,値段を考慮するに及び,期待値が高かった分,少々失望感を免れません。
ラインのピットブル8は,表面抵抗が低く,飛距離も優秀ですが,耐久性においては特に過信してはいけません。擦れに対しては注意が必要で,瀬場では早めに傷みが出ることもありました。もっと強靭なラインを選ぶべきだったかと悔やむ瞬間がありました。
ルアーの方では,レンジバイブ70アイアンのアクションは非常に良いです。特にメタルバイブとしての特性を生かし,軽やかな巻き心地で強い流れにも対応できます。しかし,もう少しアクションに多様性があれば,シーバスの活性に応じたアプローチができたかもしれません。対して,ランドラゴ120Fは流れに反発するアクションが素晴らしく,しっかりとアピールしてくれましたが,サイズとしては狙う魚を選んでしまうので,扱いには少々注意が必要です。
最後に,リーダーに関しては,耐摩耗性が優れている点は評価できますが,フロロ特有の扱いにくさを感じる場面も多かった気がします。繊細な操作が求められるジャンルであるため,もう少し選択肢が増えてもいいかもしれません。
総じて,タックル全体としては使いにくいわけではありませんが,それぞれの性能に対する期待値はもう少しであったと感じます。特に,シーバス狙いの釣り場においては,より一層のパワーと信頼性を求めていきたいと思います。満点を期待するなら,タックルは少し再考すべきところです。今後の釣行に向けて,さらなる改良点を見つけていきたいですね。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
ピットブル 8+ | SHIMANO
ピットブル 8 | SHIMANO
エクスセンス ∞(インフィニティ) | SHIMANO
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。