仮想インプレ
今回は,紀ノ川でのシーバス釣りにおいて使用したタックルについて,中立的な観点からインプレッションをお伝えします。使用したのは,SHIMANOのロッド「エンカウンター S96ML」,リール「ステラ C3000XG」,ルアーとしてSHIMANOの「ワイゾン 77S ジェットブースト」と,ノリーズの「オイスターミノー 92」の4つです。
まずロッド「エンカウンター S96ML」についてですが,その9フィート6インチというレングスは非常にバランスが良く,操作性と遠投性の両方を兼ね備えています。シーバスのようなターゲットに対して,7〜12cmクラスのミノーやペンシル,バイブレーションなど様々なルアーを使い分けることができ,河川や干潟,防波堤など様々なシーンで活躍する印象を受けました。ロッド自体のパワーも申し分なく,特に大型のシーバスとのやり取りの際には,その性能が存分に発揮されました。スパイラルX技術のおかげで,キャストや操作,ファイトにおいて安定性があり,初めて使った時からその恩恵を感じました。
次にリールの「ステラ C3000XG」ですが,こちらも非常に優れた性能を持っています。高耐久なギア設計や,スプール周りのライントラブルを抑える設計は,使用時に安定した巻き心地を提供してくれました。ただし,私が使った際には,ハンドルを回した時に若干の違和感を感じたため,少し注意を要するかもしれません。オイルやグリスで改善できたものの,今後の経年劣化が気になるところです。それでも,全体的にはその滑らかさやドラグ性能の持続性など,さすがSHIMANOのフラッグシップモデルという印象を受けました。
ルアーについては,ワイゾン 77S ジェットブーストが特に印象的でした。マイクロベイトパターンへの対応力は抜群で,リップ付きのシンキングペンシルとしての使い勝手の良さが際立ちます。77mmというサイズ感によって小型ベイトにマッチし,レンジキープ性能が非常に高いため,狙った層をしっかりとフォローできました。また,アクションも艶めかしく,シビアな状況下でこそ真価を発揮する一品でしょう。一方で,オイスターミノー 92は,シーバスに特化したアクション設定が特徴的で,強い水押しが効いて,離れた場所でも存在をアピールできる点が良かったです。ジャーク時のダートとストップの動きでバイトを誘発し,特に安定した釣果を上げることができました。
総じて,今回のタックルは非常に安定感があり,紀ノ川でのシーバス釣りにおいてしっかりと結果を出せたことから,高い評価に値すると感じました。それぞれのパーツが相互に補完しあい,一貫したパフォーマンスを発揮する様子は,ギアへの信頼感も育まれました。ただし,リールに関しては今後の使用にあたって注意が必要かもしれません。全体的には,非常に満足のいく釣行となったことは間違いありません。
シーバスタックルガイド
ピットブル 12 | SHIMANO
エンカウンター | SHIMANO
ステラ SW | SHIMANO
ステラ | SHIMANO
埋め込む
画像をダウンロード
画像を直接利用する場合は必ず出典を明示するようお願いします。URLをコピー
画像を保存HTML(画像)
HTML
スタイルの変更は可ですが引用タグを外したり当サイトへのリンクを削除するのは禁止とします。検索用スクリプト配布中!
埋め込みウィジェット
iframeタグが制限なく使える環境下でのみ動作します(アメブロなどのブログサービスでは使えない場合が多いようです)。