仮想インプレ
最近,鶴見川でシーバスを狙うために,いくつかのタックルを使用してみました。その中でも特に目を引いたのが,ディアルーナB96M(SHIMANO)というロッドとアンバサダー5500(アブガルシア)というリールの組み合わせです。さらに,ルアーとしてDUELのハードコア® ヘビーショット105Sと,Mariaのデュプレックス80を使ってみましたが,最初に言っておくと,これらのタックルには期待以上のパフォーマンスをもたらすものもあれば,正直に言って期待外れな部分もありました。
まずディアルーナB96Mについて。このロッドは確かに,高精度なキャストや強い引き抵抗のあるルアーのリトリーブに適しています。手にした瞬間,その軽量感と剛性に驚かされました。特にスパイラルXとハイパワーXのダブルX構造による強度は好印象です。河川や干潟などのフィールドでの使用を考慮した設計で,キャストでの精度やアクションの操作性も非常に良い。しかし,時折,感度が物足りなく感じる瞬間があり,当たりが来た時に気づくのが少し遅れることもありました。それでも全体的には優れたパフォーマンスを発揮してくれました。
次に,リールのアンバサダー5500については,正直なところ,少しがっかりしました。中価格帯を期待していたのですが,使用感が予想を下回るものでした。特にハンドルの遊びや,全体の作りが「何年前のリールなのか?」と思わせるほどちゃちく感じました。メイドインスウェーデンということでしたが,実際にはそのクオリティが疑問視されるほど。最初のキャストでさえも不安を感じさせ,釣りに集中することができませんでした。このリールは一度も使わずに買取店へ持ち込むことにしました。
ルアーに関しては,ハードコア® ヘビーショット105Sは,そのリトリーブスピードの幅広さと,シャローエリアでの安定したアクションが素晴らしいと感じました。特に,表層をゆっくり引く際の生命感あふれる動きは,シーバスには非常に効果的でした。ただ,魚が来てくれなかった時は,ただのプラスチックの塊に過ぎないという厳しい現実もありました。そして,デュプレックス80については,飛距離が非常に優れたルアーで,沖縄での使用にも向いていると思います。しかし,実際の釣果に結びつくかどうかは,魚の気分次第な部分も多く,叩きつけるように投げることが多い環境では,より慎重に選ぶ必要があると感じました。
総じて,ディアルーナB96Mはコストに見合う性能を持ちつつも,アンバサダー5500は信頼性が欠けており,今後は他の選択肢を考えた方が良いでしょう。道具の選び方が釣果に大きく影響することを,改めて実感した一日でした。
シーバスタックルガイド
ルアー
ミノー
ペンシル
バイブレーション
メタルバイブ
ジグヘッドワーム
ディアルーナ BS | SHIMANO
ディアルーナ MB | SHIMANO
ディアルーナ | SHIMANO
Ambassadeur 6500 CS Rocket Red(アンバサダー6500) | アブガルシア
Ambassadeur 6500 Beast(アンバサダー 6500 ビースト) | アブガルシア
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