アジング用フロートリグ~おすすめのフロートとタックル
フロート仕掛けの基本
アジングで最もよく使われる仕掛けはライン/リーダーの先にワームを装着したジグヘッドを結んだだけのいわゆるジグ単仕掛けです。これはシンプルで繊細な釣りに適していますが仕掛けが非常に軽い(アジングで使われるジグヘッドは0.3-2g程度です)ため飛距離がでません。そこで遠投した時に使われるのがウキ(フロート)を使用するフロートリグやシンカーを使用するキャロライナリグです。フロートリグは比較的浅いレンジを攻める時に、キャロライナリグは深めのレンジを攻める時に使われます。こうした仕掛けを使うことでジグ単アジングでは届かないポイントを攻めることが可能となり釣りの幅を広げることができます。サーフからルアーでアジを狙うサーフアジングでもフロートリグはよく使われます。
おすすめのフロート
シャローフリーク(アルカイックジャパン)
有名アングラー藤原真一郎氏が考案したフロートリグシステムである「Fシステム」(下のタックル例を参照)用に設計されたフロート。飛距離と安定性を兼ね備えシャローエリアを広範囲に探るのに適している。重さは7.5g、10.5g、15gがある。
ぶっ飛びRocker(アルカイックジャパン)
その名の通り高い遠投性を持つライトゲーム用フロート。通し穴の上部にはSICリング、下部にはブラステーパードビーズを装着しリーダーにかかる摩擦を軽減。フローティングタイプは3.5g、5.3g、7.6g、スロージギングタイプは4.5g、6.5g、9.0gの重さがある。
月下美人 月ノ雫II(DAIWA)
上部の通し穴が水面に出るように設定されたフロートタイプとゆっくり沈んでいくスローシンキングタイプがある。重さはフロートタイプが4.5g、6.5g、8.5g、スローシンキングタイプが6g、8g、10g。
ソアレ アウトシュート(SHIMANO)
中通しタイプながら糸を切らずに着脱可能な機構を備えるため簡単にジグ単とフロートリグの切り替えができる。重さは3.6-7g。
ソアレ ウルトラシュート(SHIMANO)
高ウェイト&空気抵抗の少ない形状で通常のフロートリグでは届かないポイントまで遠投することが可能。普通のアジングロッドでは負荷が高すぎるのでエギングロッドなどを使ってなげるのがよいだろう。重さは20-24g。
Mフロート(TICT)
50m越えの飛距離も可能な誘導式フロート。視認性も高く灯りの少ない地磯などでの夜釣りにも適している。
かっ飛びボール(Hapyson)
リチウム電池を入れて使う電気ウキタイプなので暗闇での長時間の使用にも適している。タイプはサスペンド、ファストシンキング、スローシンキング、エキストラシンキングがある。
Xフロート(ルミカ)
カン付きタイプのライトゲーム用フロート。内部にカラーをレッド/グリーンに切り替えられる高輝度LED搭載しておりされにトップにケミホタルを装着可能。
価格の比較
品名 | 定価(円) |
---|---|
シャローフリーク | 450円 |
ぶっ飛びRocker | 500円 |
月ノ雫II | 500円 |
アウトシュート | 1,050-1,350円 |
ウルトラシュート | 1,600円 |
Xフロート | 770円 |
フロートリグタックル例
- オーナー
- 藤原真一郎
- SNS
- F
- カテゴリー
- アジング
- 対象魚
- アジ
- ロッド
- ラグゼ 宵姫 華 S82H-solid(がまかつ)
- リール
- イグジスト2000S-H(DAIWA)
- ライン
- ソルティメイト スモールゲーム PE HG 0.5号(SUNLINE)
- リーダー
- ソルティメイト スモールゲームリーダー FCⅡ 8lb(SUNLINE)
- ルアー
- 宵姫ラウンド,トレモロ(がまかつ)
- ウキ
- Shallow Freak Expanda (アルカジックジャパン)
- 出典
- ルアーマガジンソルト2019年6月号